グランドキャニオン、凄い迫力でしたよ。ユネスコの世界遺産に登録されてますし、ユーキャンの世界の絶景100にも入ってます。アメリカ随一の国立公園だけありますね。せっかく大自然の中にいるので、ホテルに泊まるよりキャンプ場で木々に囲まれながらバーベキューをして過ごしました。キャンプ用品は全て安くレンタルできるので身一つで行っても大丈夫ですよ。キャンプはいかにもアメリカンでいい感じ。アメリカで住んでいた場所からは車で行ける程の距離だったので、長めの週末にさくっと3回程行きました。一生に一度は訪れたい場所ですね。
グランドキャニオンとは?
アメリカのアリゾナ州にある壮大な渓谷です。7000万年前に地形の変動があり、約4000万年前からコロラド川が浸食して出来た渓谷です。って聞いても、数千万年前なんて想像もつかないですね。
グランドキャニオンの渓谷の平均の深さは約1.2km(最深は1.8km)、長さは0.45km、幅は6km~29kmです。
とにかく圧巻なので、こちらの公式ビデオをご覧になってくださいませ。
【グランドキャニオン国立公園 公式動画】
壮大すぎて(?)平面に見えた!
初めて見たときの感想は、
「2Dに見える」
私には平面にしか見えなかったのです。
そう、広すぎて、大きすぎて、距離感覚がないのです。
だって対岸が6km~29kmあるんですから。
一枚の壮大な絵画のよう。
薄い茶色、濃い茶色、黄土色、深緑色はなど、自然の色が何層も重なっている。
自然の色のオンパレード。それが平面で見える。
美しい、いや美しすぎる。絶句です!
これが自然が長い長い年月をかけて作り上げたものなのね。
感動の余韻が残っていましたが、その場を離れて別の場所へ移動。
別の場所から見たらなんと3Dに見えました。
そしてどこからどう見ても二度と絵画のような平面で見えることがないのです。
あれは何だったのでしょう?初めてで目が慣れていなかったのか、錯覚か?
よくわかりませんが、もう一度あの平面の感動を味わいたいものです。
ロバの落とし物に降参!崖下には行けず
*ここからはお食事中の方は気分を損ねるかもしれませんのでご注意を。
グランドキャニオンは渓谷の下に行く事ができるのです。手段は徒歩かロバのようなミュール(ロバと馬のハーフ)。
大半の人達は上から景色を眺めて終わりですが、せっかくなので下から景色を眺めたいので徒歩で降りていく。
しか〜し、ロバの糞の落とし物が結構ある。
それでもって、それを避けようとすると道幅が狭いので転落寸前。
もっと進むともう落とし物がない地面は見えない状態の道になってくる。
それも新しいものと乾燥したものがある。(失礼!)
もうあまり避けられない状態なので、意を決してずんずん進む。
あ、滑った。
転びそうになったのをなんとか踏ん張ること数回。
また滑った。今度は見事に転ぶ。それも派手に。
不幸中の幸いは新しい落とし物の上に転ばなかったこと。
割と狭い道なのにロバと人。上り組と下り組がもすれ違う。
手すりとかガードレールとはそういうのはもちろんないのですよ。
結構危険な予感。
聞くところによるとロバとぶつかったり、落とし物で滑って転落することもあるとのこと。
これが毎日繰り替えされているのだから、確率は低いのでしょうか、
こわっ!
落ちる下は1km以上。そうなったら間違いなく別世界に招集される。。。
ということで派手に転んだ直後に途中で引き返します。
ちょっと残念ですが、小心者の私は命に変えられませんね。
上からの景色に充分感動しているのでこれでいいでしょう。
それに何と言ってもゴールデンタイムの夕日の演出も控えている!
夕日で崖がオレンジ色に染まる!
ついに待望のサンセットの時間に!
この瞬間をみたい旅行者達はそれぞれ、ココだっと思った場所で日の入りを見ます。
私はグランドキャニオンの南側のサウスリムのど真ん中から180度++のパノラマを楽しむことに。
夕日が傾き、断崖がところどころ染まって行く。
断崖がいろいろな場所と角度にあるので、染まる時間差でいろいろな箇所がオレンジになったり暗くなったりする。
オレンジ色が断崖を覆う分だけ、心もオレンジ色に染まる気がする。
わ〜、オレンジがマックスになった。
すごいエネルギーを感じる!
私の心もオレンジのエネルギーで燃え上がって感動する。
やがて暗闇がオレンジを塗り替える。
私の心は無に帰った。
瞑想が終わって頭がすっきりして無の心がある感じ。
これは自然の癒しかも?
ちなみに2回目に行った時は、ピンク形の色に染まってました。こちらもとってもよかったです。
時期や天気などの状況によって変るようですよ。
あなたが行く時は何色に染まるのかなあ。
大自然の国立公園に行くならホテルじゃなくてアメリカっぽくキャンプでしょ!待ってましたBBQ!
せっかく壮大な自然の国立公園にいるので、泊まるならホテルやモーテルじゃなくて、キャンプがいいですね。
風情がありますよ。
ラスベガスから日帰りツアーで行く人も多いのですが、できればグランドキャニオンにお泊まりで滞在して、いろいろな時間帯の様子を味わって欲しいですね。
私が泊まるのはグランドキャニオンのサウスリムのど真ん中に位置するキャンプ場、マザーキャンプグラウンド。一番近いグランドキャニオンの崖までは車で10分くらいの好立地です。他にもあるけどここが一番便利です。
300サイト以上ある広大なキャンプ場ですが、大人気で3ヶ月先まで予約が一杯。私も半年前から予約しておきました。キャンプ予約サイトはこちら。
日本からアメリカまで行ってキャンプなんて道具を揃えたりするのが大変そうですが、そんなことないのです。
だってキャンプ場で安いキャンプグッズがレンタルできるし、大きなスーパーがあって買い出しに困らないから。
コインシャワーやトイレも清潔。与えられるサイトはたった18米ドルで6人用。テントが3枚張れるし、車も2台収容できる。周りの木々に馴染む素朴なデザインの木のテーブルと長椅子とバーベキューピットまでついている広い区画。1ヶ月居ても多分快適です。
設備がきちんと整っているのに、サイトは木々に囲まれているので、いかにも国立公園でキャンプをしているというアメリカンな気分になりますね☆
それにグランドキャニオンまではラスベカスかフェニックスから車かレンタカーで乗り付ければ、キャンプ出来るし、ついでに近くの西部劇舞台のモニュメントバレーなどなどに行けちゃいますから。
夜は添え付けのバーベキューピットでステーキを炭でジュージュー焼きます。
お肉はあまり食べないのですが、こういう時は雰囲気を出すためにアメリカンな食事に。
火を起こすのに時間かかりますが、夜は他にすることないしね。
お昼はターキーとチーズのオープンサンドだったので、お腹が空いてます。
う〜ん、炭の香りが漂うお肉。美味しいなあ〜。気分は西部開拓民。
食後はグランドキャニオンの崖に戻ります。
キャニオンは。。。真っ暗で見えません。
でも、星が凄い!空一面に凄い数ですよ!降って来そうです!
星達に包まれている気分になります。
流れ星はなかったけど、空一面の星に願いをかけました。
「お星様、お星様、○○になりますように。。。」
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