肌断食、ついに1年3ヶ月となりました。

本日はアメリカ在住のももさまからコメントを頂いたので、肌断食の海外での特有の悩みとトータルで捉える肌断食について改めて考える機会をいただきました。体験を元にした私なりの捉え方や見解を共有したいと思います。ももさまは、肌断食ずっとしていていいのかなと疑問に思うことがたまにあるということなので、解決方法の参考になれば幸いです。

結局、お肌はいろいろな環境や要素の組み合わせで成り立っているのではないかと思います。痩せたいと思ってダイエットサプリを飲むけど、甘い炭酸水のソーダで錠剤を体に流し込む。ということをしていて果たして痩せるのか?というようなことが、肌断食にも言えるのではないでしょうか?

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1. 水質は住んでいる地域で違い、お肌に違う影響を与える

海外に住んでいると、日本とは水道水が全然違いますよね。日本では「肌断食水」なるものも売っていて驚かされます。そこまではしなくても、海外で肌断食の結果にあまり満足していないのであれば、洗顔の最後の仕上げに蒸留水や浄水器の水などを使ってみるのも手ではないでしょうか。

私が住んでいたアメリカの街では、スーパーに1ガロン用の浄水器が付いていましたし、自宅の敷地内にも浄水器がありました。アメリカはお水が安いのでいいですよね。

スペインでは、ボトルのお水を買って飲んでいるのですが、そのお水でさえも沸騰させるとポットに石灰がこびりついて数日に1回はポットを洗います。また、水道水でシャワーを浴びるとフケよく出るのです。しかし、フランスの石灰の少ない地域に行くとフケはぴたっと止まるのです。始めは気持ち的な問題かとか、食べ物や気候のせいか、とも思ったのです。ですが、別の地域を旅をしたり、何度か複数の人たちとも実験観察をしているうちに、フケは石灰の影響であるとほぼ確信しました。

カンボジアの田舎の絶景ビーチに一ヶ月くらい滞在していた時、その地域まで普通の水道が来ていなかったのでなかったので井戸水でした。しかもその水は飲めないし、よく見ると透明でない時もありました。ホテルの人には、シャワー中に間違っても一滴も飲まないように、と言われました(笑)。それでも体や髪を洗ったあとはさっぱりするのですが、洗い上がりは日本の水道水とは全然ちがって、南国の気候も手伝ってなんとなくねっとり感がありました。

ということで、何が言いたいかというと水質によって肌断食は変わってくるのではないかということです。肌断食の結果に満足していないのであれば、お水を変えてみる実験をされるといいのではないでしょうか。

2. 乾燥するなら1日1回の洗顔にする

乾燥している地域に住んでいるのであれば、洗顔は夜だけか、朝だけの1回にするというのも手ですね。湿気の多い日本と同じように1日2回洗顔していたら、乾燥しやすくなります。

私は1日に1回のみです。朝起きた時は、目元と口元を洗うだけです。アメリカに住んでいた頃は肌断食をしていなかったので何とも言えないのですが、乾燥しているヨーロッパでは、洗いすぎると自力で出した脂がなくなってしまいますので。

日本に比べるとヨーロッパはバリバリに乾燥しています。今は冬なので尚更ですね。綿100%の黒のヨガパンツを履いていて、脱ぐとビリビリ静電気が起きることも時折あります。その上、黒の布地に白い粉が…と思ったら、剥けた肌でした(笑)。

ヨーロッパの人々は、シャンプーは週に1、2回、シャワーも数日に1回という人も少なくありません。私の場合、以前は毎日長々と体と髪を洗っていたのですが、「乾燥が酷い」と友人にぼやいたら、それは洗いすぎだと言われました。長く浴びすぎると脂がなくなって乾燥してしまうからだそうです。

髪は一日置きに洗うようにして、シャワーは毎日ですが極力短時間で済ませるようにしたら、乾燥に悩むことが減りました。それでも、ジムでシャワーを浴びている人と比べると自分は3倍くらいの時間をかけているので、もっと改善できるかとも思います。みんなシャワーが早いですね。

日本でジムや温泉に行くと、みんなゆっくりシャワーを浴び過ぎだと感じます。文化や気候が違うので当然ですが。

日本で夏にヨットに乗った後、マリーナのシャワー室で行列ができていて「混み合っている時は一人最長10分でお願いします」と壁に貼り紙を見かけました。スペインだったら、みんな数分で完結です。長い人でも10分以上かけている人は30人に一人くらいです。(個人的な感覚)

ということで、アメリカの乾燥している地域に住んでいるのであれば、洗顔を1日一回にしてみるのも一つの方法ではないでしょうか。

3. 日焼け止めが一番悪い化粧品

日焼け止めの代わりの帽子は使用できないでしょうか?だめでしたら、ワセリンベースの日焼け止めはいかがですか?

宇津木先生によると、スキンケアの中で、日焼け止めが一番肌に悪く、できるだけ使用しないほうがいいとのことでしたよね。どうしてもというのならワセリンベースの日焼け止めを勧めていたと認識しています。

普通のポテチは体に悪いけど、オーガニックのポテチだったら大丈夫でしょうと思って食べると、実はそれほど良くないみたいな感覚?

できれば帽子の着用がいいということでした。私の場合はそうしていて、日焼け止めは使用していません。帽子を被らない場合は、建物の日陰を歩いたりしています。

アメリカに住んでいる時も、眉と唇だけのポイントメイクでした。現在どうしてもメイクをしなければいけない時でも、唇だけの時が多いです。ワスリンを薄く塗ってベース代わりにして、少し濃いめのカラーを塗って、お化粧をしているように見せかけます(笑)。お肌は過去の日焼けの遺産があり、シミやシワが多く綺麗だとは言えないのですが、

ワスリン以外に顔にかかるケミカルといえば、月に数回のシャンプーか多少のヘアカラー剤と、唇に塗るワスリンくらいです。

ということで、宇津木先生の推奨する通り、極力ケミカルはお肌に付けないほうがいいような気がします。

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4. 良質な水分、油、タンパク質や栄養素を取ってますか?

お肌の乾燥は、水分や油分、またお肌を作るタンパク質や栄養素も関係しているようですよね。

水は1日1ガロン(約4リットル)以上飲み、オリープオイルを毎日摂取したり、アボガドを時折食べたりしています。

私は一時はお肉を食べなかった時期があったのですが、現在は地中海ダイエットよりちょっと少なめくらいのお肉を食べています。少量のお肉の脂も、お肌にはいいとのことです。

アメリカは割とトランスファットの規制があったりしていいほうですよね。日本の人気のオーガニックショップに行って、堂々とマーガリン入りのオーガニッククッキーなるものが売られているのには驚きます。スペインでは、ひまわり油が体にいいと思われて、ひまわりの写真を誇らしげに印刷したクッキーがたくさん売られています。バターかオリーブオイルにして欲しいです。その点、フランスはいいほうで、スイスではほぼ安心です。

良質のお水を飲んで、良くない油を避けることもお肌にとって大切ではないでしょうか?

また、お肌はタンパク質でできているので良質なタンパク質をとったり、などという栄養素の見直しも大切ではないでしょうか?

5.適切な運動してますか?

お肌は、適切な運動による汗、血液循環、新陳代謝なども関連しているようですね。人によって、体型、持病などを考慮する必要があるので、具体的には何も言えませんが、その辺の見直しもありではないでしょうか?

まとめ

ももさん、私の方が肌断食歴は短いし、住んでいる場所やお水も違うので何も言えないのですが、海外での肌断食の経験者として、自分の体験と認識を共有させていただきました。ご参考になれば幸いです。何かご意見や思うところがございましたら、どうぞご遠慮なく!

  1. 水を変えてみる
  2. 洗い過ぎの可能性も考えてみる
  3. 日焼け止めを止めて、帽子にしてみる
  4. 良質な水分や油分や栄養素を取っているか、食生活を見直してみる。
  5. 運動が適切か見直してみる。

最後に、もう読まれたかもしれませんが、海外生活もご存知の60代の方の体験本肌断食 [ 平野卿子 ]は参考になりました。

自分より年上の人の意見はお肌に個人差があるとは言え、なんとなく自分の将来像の指針になって参考や励みになります。