スペイン太平洋海岸の港町、ビルバオ。そのみどころは何と言ってもグッゲンハイム美術館です!私もそのためにビルバオへ行ってきました。

何せ、この美術館の迫力のある外観の写真を見れば見るほど、その魅力に取り憑かれましたから。しかし逆に建築の構造はさっぱりわからず、謎が深まるばかり。ずっと解明したかったのです。図面と実物と美術館内にあった模型を見て謎が解明したので、模型を使って美術館の紹介をします。


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ビルバオ グッゲンハイム美術館とは?

複数の美術館に展開するグッゲンハイム財団の美術館のひとつで、スペインの太平洋海岸の港湾都市、ビルバオにあります。

スペイン太平洋海岸の古くなった港町を、街おこしと言うか再開発する一環として作られました。1997年に建設されました。

ゆえに、美術館だけではなく、その周りも巻き込んだ壮大な景観になっています。

アメリカのフランク・ゲーリーが建物を建築。コレクションは現代アートです。
建築やコレクションやみどころについては後で、詳しく紹介しますが、箱(建物)が誰もが認める圧巻の建物で、中身(コレクション)については微妙、です。

しかし、トリップアドバイザーでは元祖ニューヨークの倍近い口コミがあり、評価も星数4.5平均になっている!「一生に一度の素晴らしい体感だった」という口コミにも煽られました。期待は裏切られませんでしたよ。

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ビルバオ グッゲンハイムの模型と図面と建物の構造

とにかくいろいろな形の建物を中央を囲んているようで、まるで水際に不揃いの船が集まっているかのようですね。波と水と船などをイメージしたとのことです。

マテリアルはチタンとガラス。

フランク・ゲーリーによると、美術館のビジュアルや体感は周りの風景や橋も含まれているのだそうです。

あとは、水際と地面との垣根を取り払い、境がわからないような構造にしたとか。

こちらは美術館にあった模型。構造を知るためにキャプションを入れてみる。

こちらはGehry Partners社が他社に許可を与えてpinterestで公開している図面。

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館内は3階建になっています。

ということで、フランク・ゲーリーは、橋も含めての景観を作ったとのことなので、橋の向こうから歩いてグッゲンハイム美術館を体感することにします。

▶︎グッゲンハイム美術館への道のりの感動の体感経験はこちら


【総合ガイド】
▶︎ビルバオ グッゲンハイム美術館① 構造・図面・模型
▶︎ビルバオ グッゲンハイム美術館② 美術館への道のりの景観を楽しむ
▶︎ビルバオ グッゲンハイム美術館③ 内部 屋内展示作品
▶︎ビルバオ グッゲンハイム美術館④ 建物の内観 まるで船
▶︎ビルバオ グッゲンハイム美術館⑤ 建物の外観と屋外アート