スペイン港湾都市、ビルバオ。その観光ハイライト、グッゲンハイム美術館。「そこにたどり着く前から、美術館への体感は始まっている」とのこと。で、橋も景観の一部として計算したとのことなので、これはもう、対岸の橋を渡って美術館へ行くべきでしょう!それを体感してきたので紹介します。
ああ、心が震えます。グッゲンハイム美術館は、建築関連の仕事をしている人はもちろん、建築愛好家、モニュメント愛好家、アート愛好家、ダイナミックな空間が好きな人などにとっては聖地ですから、ね。
橋の下
ビルバオは両側の川岸が綺麗に再開発されて、散歩するのに気持ちがいいです。対岸からグッゲンハイム美術館へアプローチする赤のゲート(ダニエル・ビュレン作)とチタンのモニュネントが見えてきます。
対岸の橋の下にたどり着きました。そこにはウォールアートが!絵柄ががちょっとミロっぽい。
橋の上
エレベーターがあるのでそれで橋の上へと登ります。わー、見えてきました。メタルのウェイブ。赤のゲートの鮮やかなレッドが映えます。
水際と陸の境目がわからないようにしたかったのでこのようなデザインに。細いウォークの右はプールで左は川です。
船を形取ったデザインも右下に見えてきました。船がスイスイと進んでいて、バックでは銀色の大波がキラキラしているように見えました。やはり、美術館への道のりはアートを楽しむ上で、もう始まっているようです。なんてダイナミックで、なんて素敵な!
ここから見ると自分がその船に乗った気分になりますよ。
更に進んで行くと、今度はチタンとガラスが目の前に現れます。波のような船のような、水のような。美しすぎる!
チタンとグラスって、ビジュアル的にとっても相性のいい組み合わせ。チタンのウォールに橋の赤色が反射しているのもアートだわ!
パピーのお迎え!
グッゲンハイム美術館の入口の番犬がお出迎えしてくれました!
こんにちは、パピー!
次は、内部展示を紹介しますね!
【総合ガイド】
▶︎ビルバオ グッゲンハイム美術館① 構造・図面・模型
▶︎ビルバオ グッゲンハイム美術館② 美術館への道のりの景観を楽しむ
▶︎ビルバオ グッゲンハイム美術館③ 内部 屋内展示作品
▶︎ビルバオ グッゲンハイム美術館④ 建物の内観 まるで船
▶︎ビルバオ グッゲンハイム美術館⑤ 建物の外観と屋外アート