スペインのユネスコ世界遺産に登録されているセゴビアの街に行ってきました。ここには見所がたくさんあるので、見るのが大変です。私は2日滞在していろいろと観てまわり、その中でも絶対に外せない、いえ、外したくない観光スポットを5つ選びましたので紹介します。

1. 水道橋 Acueducto de Segovia

セゴビア=水道橋みたいなもので、市の紋章にも水道橋が入っているくらい重要な世界遺産です。ローマ時代からの2千年の歴史を誇る水道橋を、セゴビアに来て見ないで帰る人はまずいないです。

▶︎セゴビアの水道橋の詳細はこちら

▶︎水道橋の水源を辿る小トリップはこちら

2. アルカサール(お城) El Alcázar de Segovia

白雪姫のモデルのお城です。イスラム文化とキリスト教文化が融合した美しいお城で、1000年以上の歴史があるのに、難攻不落の固い守りの凄いお城でもあります。軍事博物館にもなっています。

3. 大聖堂 Catedral de Segovia

もともとあった大聖堂が内乱で破壊されてしまったため、カルロス1世時代のスペイン黄金期の16世紀から200年以上かけて建設されたスペイン最後のゴシック式建築のカテドラルです。古い大聖堂にあった石材や木材を再利用したり、長い年月のそれぞれの時代のデザインをいろいろ加えられたりして、新旧の混ざった美しい建物になっています。

中は広いし、天井は100mもの高さ!

4. 城壁 La muralla

城塞都市なので、せっかくだから街の城壁は見ておきたいですね。と言っても、城壁の一部は水道橋と垂直に合体していますので必然的に見れます。ローマ時代から城壁はあって、11世紀に再建されます。その後、修復もされてます。おすすめは、城壁の外の門や散歩道。城塞都市にきた!という実感が湧きます。

5. ロス ピコスの館 トゲトゲの家 Casa de los Picos

セゴビアはエスグラフィアドという装飾された様々な美しい壁を街角で見ることができます。その中でも、異型なのはこのロス ピコスの館、いわゆるトゲトゲの家です。15世紀にオス家が建てたもので、装飾と防御の両方の意味を兼ねていたそうです。現在は美術学校と展示スペースになっています。トゲトゲは痛いほどは尖っていないです。

まとめ

以上の5箇所を行くと必然的に旧市街全体を端から端まで散歩することになります。

セゴビアの下を向くと、こんな巡礼の証である貝殻や水道橋の埋め込みが!巡礼者の街であり、2000年以上の歴史を持つ街でもあることを実感させられます。

場所の地図