城塞都市カルカッソンヌを訪れました!
実は進撃の巨人ファンの私。
カルカッソンヌは【進撃の巨人】のあのウォール(城壁)のモデルなのではないかとウワサされているのです。
ユネスコの世界遺産にも登録されていて、フランスではモンサンミッシェルに次ぐ人気スポット。
イベントが南フランスのモンペリエでありまして、そのついでに女性4人で行ってきました。
モンペリエからは、車で一時間半でCité de Carcassonneに到着。
ちなみにこのブログ記事は「進撃の巨人」好きに人のために書いてます。
ですので、進撃の巨人を知らない方には意味不明なので、以下読まないことをおすすめします。
1. カルカッソンヌはウォールが3重に!これは正に巨人ウォール!?
と、その前にカルカッソンヌの情報をwikiで収集。
こちらが要塞都市カルカッソンの全貌と城下町。
By Chensiyuan [CC BY-SA 4.0], via Wikimedia Commons
こちらがカルカッソンヌ要塞都市の見取り図。
シガンシナ区みないな捨て駒的な地区はないです。
大きさは
- カルカッソンヌは全長3km、直径(平均)0.5km。
- ウォールマリアの全長3000km、直径960km。
進撃の巨人のウォールの方が1000倍大きいですね。
●ー黄色線 = ウォールマリア
●ー赤色線 = ウォールローゼ
●ー緑色線 = ウォールシーナ
みたいではありませんか?
By Pinpin [GFDL], via Wikimedia Commons
2. カルカッソンヌ紋章エンブレムが3種類!
カルカッソンヌ都市全体のエンブレム紋章
Manassas [GFDL, via Wikimedia Commons
カルカッソンヌ要塞都市の紋章
地図上の黄色線の内側にある要塞都市の紋章です。
Manassas [GFDL], via Wikimedia Commons
カルカッソンヌ城下町の紋章
地図上の黄色線の外にある城下町の紋章です。
Manassas [GFDL, via Wikimedia Commons
こちらは進撃の巨人の兵団の紋章エンブレム
カルカッソンヌの紋章と似ているのはないですね。
訓練兵団(見習い兵や教官の兵団)
調査兵団(城壁の外に調査に行く兵団)
駐屯兵団(城壁内を守る兵団)
憲兵団(城壁内での警察業務と、王の近衛をするエリート兵団)
引用元: 「ジークフローネ」公式サイト(終了しましたが…)
3. ヒストリアみたいな女城主、かのカール大帝を排してカルカッソンヌの危機を救う!
ではさっそく要塞都市カルカッソンに入ります。
現在の要塞都市の入口はオード城門。
城門前に要塞を守るかのように存在する、女領主カルカス。伝説の女傑!
話は進撃の巨人に飛んで、クリスタことヒストリアレイスが無知性巨人(王で父親)と公然の場で戦って女王となり、混乱を治めて女王となる…👏パチバチ。
といったシーンがありましたが、こちらカルカッソンでも亡き大公の妻が、女領主カルカスとなり、城塞都市の騎士団を統率。
領土拡大を計り長期戦で城を攻略しようとするカール大帝の長期戦城攻めのバトルが繰り広げられる。
イスラム勢力対キリスト勢力の戦いです。
カール大帝がどれくらい凄い人だったかというと、現ドイツ辺りにあったフランク王国を全方向に拡大させて、西ローマ帝国の大帝になって、9世紀で一番活躍して、後に聖人にされたという豪傑です。
で、結果はというと…最後は食料が尽きるのを気長に城壁の外から交戦していたカール大帝。5年も経ったのでもうすぐ落城かと思われたその時、城内から肥えた豚が落ちて来た…🐷
太った豚が捨てられるのを見て、シテ内にまだ食料にかなり余裕があるとみたカール大帝は落城を断念して撤退。
しか〜し、そのブタは市民からもらったなけなしのもので、しかも小麦で膨らませたもの。外に捨てたのは食料が豊富だと思わせる偽造工作でした。
そして勝利の鐘を女城主carcasがsonne鳴らしたということをカール大帝軍の兵士が伝えてcarcassonneという都市名になったとか。
あれ、でもカール大帝軍ってフランス語しゃべるのかしら?
えっ、これって伝説だから作り話かも?
カール大帝軍がこのような小さな城攻めに5年もかけるかが、個人的にはちょっと疑問だったりします。
まあ、伝説でも騎士団を率いる女城主って素敵ですね〜。
戦うヒストリア女王ももちろん素敵ですよ!
あ、でも女王になってからは戦っていないですね。
4. 城塞都市の画像
しかし、友人の一人が門をくぐると直にもう歩けないと脱落。
そんなことでは騎士団に入れませんよ!調査兵団はもっとムリ!
体調が悪いのだそうです。彼女はカフェで待つことに。お大事に。
ということで、3人になりました。
巨人に食べられて人数が減ったわけではありません。
観光はというと、トランシーバーみたいは説明機器を借りたので、ガイドや通訳やガイドブックなどは一切必要なく、私の出番もなしです。
日本語ありました。
機器を耳に当てて3人でもくもくとシテ探索。
狭いようで広いし、説明が結構長い。
しっかり見ようとすると数時間’は軽く要します。
シャトーと言えど、ロワール川沿いにある優雅に過ごすものとは大違いで、こちらは完全に戦いに備えた守りのお城と城壁ですね。
目立つのは塔と門。なんと53カ所もあるとのこと。
その昔、それぞれの塔に見張りが交代で立っていたか、と脳内タイムスリップ。
駐屯兵団もこんな感じで監視と警備をしていたのでしょう。
正に進撃の巨人の世界でした。
進撃の巨人が好きな方はスペインのアビラにも是非!
ウォールだけしか似ていませんが、それが圧巻&完璧です。
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