世界遺産の街、ルアンパバーンのお寺。実に70以上。
有名所で気合いを入れて入場料も払って、細部まで見逃さずに見たいワットシェントーンのようなお寺。
それとは別にふらっと気軽に立ち寄れて楽しむお寺があるといいですね。
私は、このワットセーンがその部類のお寺なのではないかと思っています。
大通りにあるし、近所に有名なヌードルショップがあるし、入場料は払わなくていいし、しかも燃えるような赤と金の美しい外観で屋根も素敵!
時間があまりなくて本堂に入らなくても外観だけ楽しめるお寺です。
ワットセーン Wat Sen(ワット・セーンスカーラーム Wat Sene Souk Haram)とは?
1718年、ルアンパバーン王国の初代国王のキッサラート王が建設した仏教寺院です。メコン川から持って来た10万もの石を使って作ったと言われています。
正式名称はワット・セーンスカーラーム。意味は「10万の宝のお寺」
宝とは石のことだったのですね。まあ、その石でこれだけ美しいお寺を作ってしまうのですから宝でも納得です。
1957年、ブッダの生誕2500年の記念して、その一年前に壁などを綺麗に塗り直しの改装がれました。
燃えるような赤と金が美しい!
屋根は現代のタイスタイルと同じように、黄色と赤のタイルが使用されています。
ワットセーンの様子
外観。
サイド。幾重にも重なる屋根。
上部の屋根。
屋根の飾りの細部が王冠のようにキラキラして美しい!
ルアンパバーンのお寺の屋根にはこのような飾りが付いているところがみられるのですが、ワットセーンのものは左右に鳥のような珍獣や飾りが連なっていてデザインが凝っていて興味深いと思いました。
壁の赤と金が美しい。
ワットセーンで托鉢に出かける僧達。朝早くからご苦労さまです。