最近南仏の美術館でビンセント・ヴァン・ゴッホの巨大なひまわりのマルチメディア映像を一挙に観てきました。
あの強烈な筆使い!ゴッホの動くひまわりは感無量!
名画ひまわりの数々が非常に気になったので、世界のどこに、どのくらいのひまわりあって、値段はいくらするのか調べてみました。
ゴッホのひまわりを一挙に紹介!どこにどのくらいあって値段はいくら?
ひまわりはどこに、どのくらいあるか
ゴッホのひまわりがどこに、どのくらいあるか調べて見た所、世界各地に点在していました。
この他にも、他のお花を混ぜたものや、お庭のひまわりを描いたものなどがあります。
ここでは、室内に持ち込んでひまわりのみを描いたものを一挙に集めています。
1887年に描いたひまわり
F375 2本 米国ニューヨーク メトロポリタン美術館
F376 2本 ドイツ ベルン美術館
F377 2本 オランダ アムステルダム ファン・ゴッホ美術館
F452 4本 オランダ オッテルロー クレラー・ミュラー美術館
1888年8月に南仏アルルで描いたひまわり
F453 3本 米国の個人が所有
F459 5本 日本の実業家、山本顧彌太の所有だったが、アメリカ軍による阪神大空襲で焼失
F456 12本 ドイツ ミュンヘンノイエ・ピナコテーク美術館
F454 15本 英国 ロンドン ナショナルギャラリー
1889年1月に南仏アルルで描いたひまわり
1888年12月の「耳切り事件」後です。
F455 12本 米国 フィラデルフィア美術館
F457 15本 東京の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館(耳切事件の直前に描かれた説もあり)
F458 15本 オランダ アムステルダム ファン・ゴッホ美術館
ゴッホのひまわりはいくら?
ゴッホのひまわりで購入価格がわかっているのは、2点です。
5本のひまわり(F459)
1920年当時の3本のひまわり画の価格は、スイスで7万フラン、当時の為替レートで約2万円、現在の価格換算で約2億円。
山本顧彌太が購入。
15本のひまわり(F457)
1987年、ロンドンのクリスティーズでの落札価格は、2250万ポンドで当時の為替レートで約53億円で、手数料を含めた購入金額は約58億円。
安田火災海上(現・損害保険ジャパン日本興亜)が購入。
まとめ
一番身近で見れるのは、東京の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館にある15本のひまわりです。
【ゴッホの過ごした南仏でみたマルチメディアの動く多種のゴッホのひまわり】
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