1000食分の特大鍋パエリアを食べるイベントの次の週末にまたパエリアなどなどのお米のイベントが!スペイン人って、本当にお米が好きですね。お米好きスペインは日本人にとって相性がいいので、旅行し易いし住みやすい国ですね。お米料理の試食フェアに行って来ました。
スペインのお米の種類
お米は8世紀にイスラム教徒のムーア人からスペインへ伝わって来たのだそうです。ヨーロッパではイタリア、ロシアに次ぎ、お米の生産大国となっています。
お米の種類は日本と同じ丸いジャポニカ米と、東南アジアによくあるような細長いインディカ米とが半分づつくらいで生産されています。インディカ米は殆ど輸出してしまい、スペインで食されるのはジャポニカ米ですね。
私がシンガポールやタイに住んでいた頃、遊びにくるお友達の大半はインディカ米を食べて
「お米が美味しくない」と言ってましたわ。
あちらでは、パサパサご飯はおかずやスープで味付けをして食べる感じで、ご飯だけ味わおうという人はまずいませんから。
日本では「ご飯と梅干しさえあればいい」っていうくらい、ご飯だけ食べても美味しいですからね。
っと、話が脱線してしまいました。
そう、それで何が言いたいかというと、スペインではどこに行ってもジャポニカ米なので日本人にはとっても馴染み易いのです。
それにスペイン人はお米好きですね。日本人がスペイン料理を美味しい美味しいといって食べるの理由の一つは、お米の種類が同じで、お米料理が多いこととだと個人的な独断で分析しています。
我が家では、普段はオーガニックショップの有機玄米を食べています。あとは、パエリア用として、また玄米を炊くのに時間がない時用としての緊急米として、スーパーの普通の白米を常備しています。この普通の白米、とってもお得な価格なのに日本のお米と同じようにそのまま食べるだけでも美味しいのでびっくり。
ただし、お水入れ過ぎ+炊きすぎてちょっとじゃもじでかき混ぜようものなら、マッシュポテト寸前状態に!いや、直ぐにおはぎに出来る状態になると言ったほうがいいかしら。
パッケージに「あきたこまち」とか「ササニシキ」とかいったようなブランド名は書いていなくて、ただただ「丸いお米」と書いてあるだけです。
しか〜し、お米料理の試食フェアではこんなものを見つけます。
なるほど。スペインでももっと細かい分類というかブランドというかはあったのですね。今度ショップでパッケージを端から見てみますね。
米料理の種類
どんなお米料理があったかというと、定番としてまず元祖パエリアのバレンシア風、鶏肉とインゲンと野菜のパエリア。
タコのパエリア。タコの頭がたこ焼きっぽくて可愛いわ!
魚介類のスープリゾット。ゆず風味を加えているので、ヌーベルキュイジーヌですね。
こちらは作っている最中。
こちらは完成したもの。
ビーツと青リンゴと季節の野菜の甘みのあるリゾット。珍しいです。
汁なしあさりリゾットやソーセージパエリアもあるわ。
と、見ていたら、歩行者天国になっていた会場広場でパフォーマンスが始まったようですね。
こちらではイベントがあると必ず歌や踊りやパレードやパフォーマンスなどがありますから。
どれどれ、あら!キリスト教関連の剣舞のようなパフォーマンスです。
スカート履いてる!スコットランド衛兵のロイヤル・スコットランド連隊兵士みたいね。
いえ、白の網タイツに赤の紐を膝まで巻き上げてあるほうがお洒落度が高いと思いますわっ。
あれ?この方達、どこかで見た事があるような?
あっ、もしやこの方達は、このお方ドナルドさんの元祖では?!胸のMマークもお揃いだし、色合いやデザインがとっても似ている!間違いないわ、きっと!
ここでお米料理を頂くには、だいたい10分くらい列に並んで一律料金の4ユーロの食券を会計スタンドで買うことに。更に好みの米料理ブースで並ぶ。人気のあるところは長蛇の列で、10分以上の行列は必至!
スペイン人は比較的行列に抵抗感がないのかしら?先週、巨大鍋パエリアにありつくために1時間半以上待ったわたくし。今週は楽勝かしら?と思ったけれども、先週で力尽きたので今回は行列スルーで見学のみ。ですが、いろいろなお米料理の見学とドナルドさんの元祖?に楽しませてもらって良かったわ!
あ〜、今日もいいお天気ですよ。11月中旬なのに半袖でぜんぜんOKですね。
試食フェアの会場の広場でお米料理を頂く人達もいますね〜。ピクニック気分ですよ!
ビバお米料理!
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