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スペインのお菓子、ポルボロンとは?意味通りの儚い口溶けです

スペインのお菓子、ポルボロンとは?意味通りの儚い口溶けです

ポルボロンとは?
スペインのお菓子、ポルボロンとは元来はクリスマスシーズンに頂くお菓子です。
ポルボロンはその意味通りの儚い口溶けです。

香ばしいナッツの香りとベーコンのスモークのようなほのかな香りが交差します。

とにかくポロポロ溢れるので、私はポロポロンと命名したいくらいです。

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ポルボロンとは?

ポルボロンとはスペインのアンダルシア地方のクッキー菓子です。

その昔はクリスマスシーズンに頂くお菓子でしたが、今では年中手に入れることができます。

普通のクッキーとは少し違って、豚のラードを使っていることと、口に入れた瞬間溶けて粉になることです。

そう、ポルボロンのボルボは粉という意味で、この口溶けからきているのです。

主原材料は小麦粉、豚のラード、砂糖、アーモンドなどのナッツ。

ポロポロ溢れるポルボロン

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こちらがポルボロンです。

中味を見てもらいたくて、写真撮影用に半分にナイフで切ったのですが、ポロッと崩れる。

これじゃあ、写真が撮れないからもう一つ切ります。

ポロっ。

うっ。。。

これは、ポルボロンではなく、ポロポロンという名称の間違いではないでしょうか?

だってポロポロと崩れるから。

で、3回目になんとか綺麗にきれましたよ。よかってです!

写真撮影のあとは、自分用に2つ取り分けます。

では、いただきま〜す。

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「ゲホッ」

粉砂糖にむせてしまいました。

ほら、時々ティラミスを頂くとココアパウダーでゲホゲホなってしまうのと同じです…

サクッ(私の食べる様子)。ぽろっ(ポルボロンが崩れる様子)。

サクッ。ぽろっ。

頑張れば一口で食べれるけど、わたくしは三口か四口で頂きます。

ちなみに一つの大きさはスープスプーンくらいです。

これでは、1/4くらい溢れた分が食べれなくてもったいないではないですか!

スペイン人の友人に聞いたら、ポルボロンをつつんである紙で、食べる前にグシャっと潰して小おにぎり?のように固めて食べる人もいるそうです。

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スーパーの量り売りで売っているものは一つ一つ紙に包んであります。こんな感じです。

お菓子屋さんやパン屋さんの量り売りは包んでいません。

こちらはパン屋さんの量り売り。

私が買ったのは箱入りのもので、これも紙に包んでないのです。

どうせだったら一口サイズで作ってくれればお上品に頂けるし、無駄なく完食できるんですけど。

あの、ポルボロンメーカーの方々、ご検討くださいませ。<自分で手作りしなさいっ!

いえいえ、手作りをしても不器用な私にはこの繊細なお菓子を扱うのはちょっと大変だと思います。

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ポルボロンはどんな味?

ポルボロン。

名前の通り、口に入れた瞬間から溶け出しますね。

そして香ばしいアーモンドの香りが口一杯に広がります。

更に目を閉じて味を堪能すると、ベーコンを少しスモークしたような香りをうっすらと感じます。

ちょうどいい甘さです。

まあ、アンダルシア地方にはポルボロンを作っているところが70カ所くらいあるそうなので、味やレシピも多少異なると思います。

私は、防腐剤などの化学物質が入っていないものを頂きました。

そういうお菓子だと安心して、ついつい沢山頂いてしまいますね。

それに美味しいし、口の中で溶けるので、簡単に食べれますから。

ポルボロンはスペインでは年間を通じて手に入るので、旅行の際は是非試してみてくださいませ。

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