バルセロナ。

オリュンポス12神であらせられるエルメス様が門番をするシウタデリャ公園(Parc de la Ciutadella)。

入ると強烈な三匹の竜の城があったりして、さらにズンズンと進む。

観光客より市民が多く、憩いの場所になっていますね。

なんとガウディの学生時代の作品が見られます!

公園内の地図はこちら。


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公園はその昔、要塞だった

スペインは、今でこそ大きな一つの国ですが、かなりのいろいろな時代、国や州や街がくっついたり離れたり、併合されたり、などなど日本の天下統一前の戦国時代みないなものだったのです。

で、18世紀に起こったスペイン王継承戦争時の1714年、独立国家だったバルセロナはスペイン&フランス連合軍に一年以上包囲されて降伏の道を選ぶ事に。

勝ったスペイン国王フェリペ5世は、バルセロナの支配を確固とするために監視用の星形要塞を建設してシウタデリャと呼んだのでした。

その後、時を経て要塞は壊されることになり、その場所がバルセロナ万博の会場になり、万博後は今の公園になったのです。

ガウディ、学生時代の作品が!

で、そのバルセロナ万博のためにつくられたものに、トレビの泉を模した噴水というものがありまして、それが何とガウディが学生時代に制作したものだというではないですか!

ガウディがこの世にその才能を見せつける最初の作品となり、これが認められていろいろな設計を請け負っていくのです。

実は、私はこれがガウディの作品だということは、門番のエルメス様に言われるまで知らなくて…

作品自体を楽しむのに知識があるのとないのでは、楽しみ方が違ってくるのだなあ、と改めて実感しました。

ガウディの作品も時系列で楽しんでいると、彼の成長というか変化がわかりますからね!

バルセロナ州議会の建物が美しすぎる


噴水の近くを歩いていたら、何とも素敵な建物に遭遇。色合いが高級チョコレートの箱みたい。

カタルーニャ州議会議事堂でした。

これは元々要塞の武器庫だったところです。

お洒落過ぎて、全然武器庫には見えないですよ。

もともとお菓子工場でした、って言われたら納得するような建物です。

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マンモスがドーンといる!


何故かマンモスのオブジェが公園内にドーンとあったりして、子供達が列を成して順番を待っています。

人気もののようですね。

公園の南側の外れに動物園もあるけれど、興味ないから行きませんでした。

野生の動物を狩って来て閉じ込めているというのがどうも好きじゃないのです。

だって、子供を誘拐して、外国に連れて行って、見せ物にして、お金を取るのと同じじゃないですか。

まるで奴隷でしょう!

世代が進み、動物園で生まれ育った動物もいるかと思いますが、それも奴隷の子供は奴隷ですし。

どうもそのようなことをする団体にお金を落とす気にはなれないのですね。

まあ、付き合いで行く必要がある時はしょうがないから行きますけど。

どうしても動物を見たいなら、とりあえずこのマンモスのオブジェはいかか?じゃなかったら、サファリツアーにアフリカに行くか、動物に優しい自然な方法で撮影した映像をみればいいのではないでしょうか? 

最後はちょっと熱くなってしまいましたが、動物園を横目にスルー。西方向に進んで、ゴシック地区に入りますよ!