親戚がフランスのお家を売るため、お宅のお片づけを手伝っているのですが、それはそれはいろいろな物が出てくる出てくる。
特に屋根裏。
古い手紙や絵葉書もたくさん!
絵柄がとっても昔懐かしいレトロな感じの絵葉書や、色あせた観光地の絵葉書もザクザクです。
50年以上たっているものもあるある。
これってビンテージって呼んでいいですよね。
綺麗だし歴史を感じるので、ついつい一枚ずつ見てうっとり。
レトロだわ〜、ビンテージだわ〜、昔の絵図が古くなって更にいい雰囲気になっているわ〜! とっても素敵!
あーっ、凄いのを見つけてしまった!
このお家に住んでいた家族の旦那様がその奥様に向けて50年以上も前に送った絵ハガキ。
初めての子供が生まれたばかりの時に、研修で長期出張に出てしまった旦那様が出張先から妻へのメッセージ。
「君も息子君も元気にしているかな?
こちらは至って順調だ。
息子君は泣き過ぎて君を困らせていなければいいのだが。
とっても愛してるよ!早く帰って会いたいな。」
…
…
絵葉書なので、文章は短く簡潔だけど、その言葉は夫婦愛と家族愛に満ちていて、美しい…感動!
メールやSNSのデジタルでは感じられない、このアナログ感もいい!
それにしても、この家族愛というものは子なしの私にはわかりませんが。
はっ!いけない。
このご夫婦はもう天上の人たちですが、プライベートを覗き見してしまったようで失礼しました。
私、まだ実家にいろいろな手紙や写真やノートを置いたままにしてあるけれど、こんな美しいストーリーの絵葉書が残ってるかしら?
それよりも黒歴史が出て来そうで怖いなあ…今度実家に行った時に全部処分しておかないと…
はっ!やばいっ!
こんな事をしていては、いつまで経ってもお家が片付かないですね。
早く整理しなければ!
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