大富豪の不動産王ドナルドトランプ氏が大統領に選ばれました。アメリカ選挙制度はちょっと不思議で、公正かどうか疑問です。米国選挙制度の説明をさくっとして、一般有権者の投票数でより国民の支持を受けていたのはトランプではなく、ヒラリー・クリントンだということを強調したいと思います。アルゴアとブッシュ対決の時と同じです。

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大富豪の不動産王ドナルド・トランプがアメリカ大統領に!


ついに世界が注目する2016年の米国大統領選挙が終わり、大富豪の不動産王ドナルド・トランプ氏が勝利しました。

全く政治をしらない政治家でない人が政治をするので、カリフォルニアの州知事をしたアーノルド・シュワルツェネッガーのようになるのかしら?しかし、シュワちゃんは元役者で、トランプは実業家だから、ちょっと違うかもしれません。

そう、ドナルド・トランプは、ニューヨークを拠点とする不動産、ホテル、カジノ事業を手がける大富豪の不動産王として知られる実業家です。彼の経歴の中でなんといっても凄いのが、コレ。イースタン航空を買収して異業種ビジネスに失敗して大借金を抱えて転落。一世風靡をしたトランプも終わりかと囁かれていた中、十年程かけて見事カムバック。再度、大富豪にのし上がります。そして、メディアの露出も更に増えます。

私にとってドナルド・トランプと言えば2015年まで続いていたアプレンティス。アプレンティスとは、仕事の見習いの意味で、私がアメリカに住んでいた当時に始まったテレビ番組名です。番組の内容は、トランプの経営する会社の幹部候補者の座を争うものです。多様なビジネス分野で優秀な挑戦者達が課題を与えられては遂行し、貢献度により最後の1人になるまで毎週1人ずつ振り落とされていく公開サバイバル面接です。

番組の最後にトランプが「君は首だ!」と挑戦者の1人に言い渡す決め台詞が有名でちょっとかっこよかったです。毎週この番組を見るのがワクワクで、とっても楽しみにしていたのです。

大統領の補佐官の採用もアプレンティスの番組のようにしたら面白いのになあ〜。まあ、時間がないですし、それはムリかもです。

アジアでは、エアアジアのトニー・フェルナンデス氏が同じテレビ番組をホストして東南アジアのブレインをリクルートしてました。ちょっとパンチが欠けてましたが、こちらの番組も充分楽しませてもらいました。

っと、話をトランプに戻します。

トランプの大金持ち→大借金→大金持ちの実績が米国経済の再建に活かせればいいですね。アメリカの経済は世界中に影響しますから。

アメリカの大統領って、世界の大統領みたいなものですよね。

で、トランプって、右よりなんですね。
それでもって、世界は最近極右寄りで動いているような。。。

イギリスも右よりになりましたし。

フランスの大統領選も迫って来ますが、これはもしや極右のルペンが大統領となるシナリオもありかも。。。

トランプががアメリカの大統領になるということは、世界の右寄り化が進む可能性もありですね。

私のような外国に住んでいる外国人にとっては、住みにくくなるのでしょうか?

これはそのうちわかるでしょう。

アメリカ大統領選挙の制度は不公平?

ところでアメリカの大統領選挙の制度って、日本と違って事実上国民が選べるようなしくみです。

しかし、ちょっと複雑なので簡単に説明しますね。

一年かけて、予備選挙で本選挙が行われます。
アメリカは基本、2大政党の民主党と共和党の対決です。
(他にも党がありますが、勝つ見込みが全くないのでここでは無視)
予備選挙で先ず各党の多数の大統領立候補者達を一人に絞ります。
本選挙で、民主党と共和党のそれぞれ大統領候補となった二人が争い、勝った方が大統領に。

投票の仕方は、一般有権者が、代表として投票をしてくれる選挙人と呼ばれる人に投票します。
その選挙人は予め誰に投票するかを表明しています。
そして、その選挙人数の獲得数を、州ごとに計算します。
それでもって、その州で少しでも多くの選挙人数に達した候補者が、その州の選挙人数を総取りします。

例えば、今回のトランプとクリントンの対決をフロリダ州で見てみます。
一般有権者の投票数は、
トランプ  49% 4,605,515を獲得
クリントン 48% 4,485,745を獲得

フロリダ州の選挙人数は29人なので、トランプ15人、クリントン14人と分配したいところです。
しかし、2州を除く全ての州は勝者総取り制度を導入しているので、トランプの選挙人数29人、クリントン0人という結果になります。

このように州ごとに選挙人の人数を数えてて全国で集計していき、トランプが選挙人数でクリントンを上回り、大統領となったのです。

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実は支持者数は、選挙で負けたヒラリー・クリントンの方が多い

それでもって、2016年アメリカ大統領選挙の結果を見てみると、トランプよりもクリントンのほうが一般有権者の投票数が多いのです。

つまり、アメリカ国民でクリントンに大統領になって欲しいと投票した人の方が、トランプのそれを上回ってるということです。

なんですか、コレ?って私は思うのです。

そう、思い返せば、私がアメリカに住んでいた当時、2000年にあのアル・ゴアとジョージ・W・ブッシュの対決がありました。フロリダ州の集計ミスがブッシュ陣営に都合良く傾き、ブッシュが僅差で勝ったことを思い出します。しかし、一般有権者の投票数はアル・ゴアが勝っていたのです。アメリカ国民はアルゴアの方を支持していたのです。

当時、アル・ゴア押しだった私にとって、ちょっとショックで、「なんて理不尽な選挙制度なのだろう」と思ったものでした。

その他、第6代大統領のジョン・クインシー・アダムズ、第19代大統領のラザフォード・ヘイズ、第23代大統領のベンジャミン・ハリソンも同様です。

この方達や支持者達は、残念に思ったのではないでしょうか?

また、2016年も同じ事態になってしまったので、これを機に選挙制度を見直してくれたら嬉しいなあと思う今日この頃でした。

そう、私にとっては、アルゴアが勝ったと思っているのと同じで、ヒラリーさんが勝ったと思っているのですよ。

爆笑必至!ヒラリー・クリントンが主人公の「米国2016年物語」 by ジェームズ・コーデン

最後にこちらをプレゼント。

ジェームズ・コーデンのCBS局のバラエティ番組、レイトレイトショーでとっても面白い「米国2016年物語」の動画を発見!

主人公のヒラリー・クリントンの冒険物語です。英語ですが、動画なので言葉ができなくてもわかりやすいです。

爆笑必至です。お楽しみください。

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