反クーデターデモが各地で勃発していますが、この週末からは軍が事前にデモの予定地に兵を配置してうまく押さえ込んでます。 昨日のバンコクは、伊勢丹の入ったショッピングモールが閉鎖されましたがその他は特に普通通りです。その他、ピースフルな読書デモという、座り込んで読書をするだけという、叫ばすプラカードを持たずの小規模デモも登場しました。

政治が大きく動いたり、デモが起きたりしているのは、一部の上層階級に振り回されているという見かたもありますが、いくら泥沼にはまっていたとしても社会をいい方向に持って行こうと解決しようとして生まれたある種のエネルギーであると私は感じます。

こちらは一連の大きな動きとは無関係ですが、この上の写真は週末遭遇したかわいいガールスカウトのミニグリーンデモ。

こういう動きのある国に滞在したり旅したりするのはとても刺激的です。

タイは30年前から見てきていますが、その変化は実に凄い。

自国で大きく刺激的な変化がみられないのであれば、旅をして他国でみるのは魅力です。

30年前のタイのバンコクは「東洋のベニス」と言われていたくらい、細い河川がたくさんあったのです。 主な交通手段は小舟、またはテュクテュクがほとんど。車はほぼ皆無で、お金持ち人の車がちょっとと、団体・観光客用のバスくらいでした。 河川の上に小屋を建てて生活している水上生活者もたくさんいました。 それが、今では河川が埋め立てられて、ピカピカの車やタクシーが走っています。 高層ビルやおしゃれなコンドミニアムの建設も途切れないです。

そしてその合間に、クーデター&未遂が19回もあって成長してきたわけです。

今回も動いて、揉まれて、いい方向に向かいますように!

バンコク 水上マーケット バンコク テュクテュク