スペインの世界遺産で、タラゴナ(Tarragona)にあるタラコの考古遺跡群(Archaeological Ensemble of Tárraco)。

その観光ハイライトは、何と言っても古代ローマ時代の円形競技場(Anfiteatro de Tarraco/Amphitheatre of Tarraco)です。

ここがタラゴナ(Tarragona)で一番お気に入りの場所です。何せ、遺跡は広大な地中海がバックにあり、美しすぎる!そう、美しすぎます!円形競技場は世界に多々ありますが、このセッティングはなかなかないでしょう。

当時の情景が脳内に次々と浮かび上がってきて止まらない!歴史のロマン、ですね。

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タラゴナ(Tarragona)の円形競技場(Amphitheatre of Tarraco)とは?

ローマ帝国の植民都市だったタラゴナ(Tarragona)に、1世紀後半から2世紀初頭に建設された円形競技場(Amphitheatre of Tarraco)です。

ユネスコの世界遺産として登録されているタラコの考古遺跡群(Archaeological Ensemble of Tárraco)の一部です。

円形競技場は地中海のビーチに面していて、大きさは、130mx102mで、1万5千人の観客を動員できる大きなものです。

用途はというと、剣闘士や猛獣の戦いのエンタメ。加えて、当時異教徒だったキリスト教信者の処刑が行われていました。まあ、これも当時は一種の見世物だったのでしょう。

キリスト教の最後の背教者ユリアヌス皇帝が亡くなり、ローマ帝国の国境がキリスト教になった4世紀以降は、背教者の処刑はなくなりましたが。

こちらはHugo Prades氏による当時の様子のイラスト。

戦士と傭兵が戦っているのでしょうか。当時は屋根があったのですね。


転載元:Amfiteatre romà – © Hugo Prades

その後、長きに亘り修道院として使われたり、近代では牢獄としても使われていたりと変貌していました。

現在の遺跡は、20世紀にローマ時代の闘技場を一部復元したものです。

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ということで中に入ってみよう、かと思ったら入るまでもないということに気づきました。

何せ、上にある公園から全てが丸見えですから

それに本日はいつもの地中海気候で、晴天なり。

暑い太陽の光が眩しい!いかにもスペイン、ザ・地中海。

そんなわけで、下に降りて行ったら、多分「石板の焼き肉」になりそうです。いや、本当に。

そういえば、シンガポール人の同僚が「マレーシアの道路を歩くことをしない、いやできないのは歩いたらアスファルトの上で肉はもちろん、骨まで焼き尽くされそうだ」と、言っていたのを、フと思い出す…

はっ、いけない!脱線してしまいました。そこまでではないけれど、こちらでは丸焼きにはなりそうです。

ということで、上の木陰から見学。上からなら全てが見えますからね。

競技会場へつながる通路や控えの場所もありますね。

海側に降りると、なんとビーチに直結している!猛獣は船で運んできてすぐに競技場の檻に入れることができますから便利ですね。円形競技場の海際の建設は、美的なだけではなく、実用的にも最高ですね。

あ〜、どんな猛獣がいたのでしょう。まさか。まさか、教会の彫刻にあるような半分ヤギで半分ライオンとか、ドラゴンとか、ワイパーンとか、珍獣がいたってことはないですよね。ないですよね?

血みどろのグロいグラデュエーターの戦いはちょっと勘弁してほしいところです…が、One Pieceのドレスローザ島の闘技場に出てくるようなアニメチックな戦いだったら、個人的には最高のエンタメです。

それにしても、こんな綺麗な地中海をバックにした壮絶なエンタメ、似合いすぎです。

競技もそうですが、海にうっとりしてしまいそうなくらい素敵な場所。

とーっても気持ちいい!最高です!

円形競技場(Amphitheatre of Tarraco)の場所

タラゴナ(Tarragona)の街から海に向かって下り坂を歩いていくと、見つかります。

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