海外在住時のの手術費・入院費の高額医療費にも健康保険が使えました!

手術みたいな大掛かりなものまで海外療養費が支給されるなんてびっくりでした。

しかも総費用の7割の満額支給。ありがたいねすね。

ただし、為替差分やなんだかんだで5割だけ戻って来た感じです。

手術は医療ツーリズムに力を入れているシンガポール。日本よりいいかな。

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シンガポールで人生2度目の手術

シンガポールで人生2度目の手術。

シンガポールへは医療技術とサービスを求めて、近隣諸国のお金持ちが続々やってきます。

なんせ医療ツーリズムなるものも推進していますから。

有名で大きな私立の病院は2つ。

その内の一つでの手術でした。

それはもうホテル並みの装飾の立派な病院です。

で、手術の当日。

手術室にまず、麻酔医がやって来て自己紹介。

「麻酔医のDr.Xです。xx大学を卒業して、20年も麻酔医をしていて、担当した患者さんの数はxxを超え…」

ちょっと長い。自慢ですか?

「…ということで、私は実力も実績もありますので、安心してお任せください」

あ、安心させるためだったのですね。

とってもプロフェッショナルでいい感じで誠実そうなドクターなので安心感があります。

その直ぐ後に、私の掛り付けで手術をするドクターと見知った看護婦さん他が入って来ます。

いつの間にか深い眠りに落ちていき…

気がついたら病室でした。

手術は成功したようです。よかった!先生、看護婦さん、ありがとうございます。

入院は何回かしていて、いつも1人部屋にしていたのですが、今回は2人部屋にしてみましたの。

そのほうがかなりお得ですし、得にこの病院高かったし。ルームメイトっていうのにもちょっぴり興味があるし。

ほら、だって、ね。お互い辛い手術を乗り越えた後、静かに語り合い、元気付け合う。

新しい友情が芽生え…

って、少女漫画みたいな、小説みたいな、映画みたいなことがあるかしら?なんてね。ちょっとワクワク。

手術をした当日だけルームメイトがいて、それがインドネシアから手術にやってきたお嬢様でした。

しかし、しか〜し、そのお嬢様がうるさいのなんのって。

お母様が来ていて一緒にインドネシア語で喋りまくり、
一人になったらTVをつけ、
誰かに英語で電話して「手術は辛いわ〜」と言ってすすり泣く。
お母様がまた戻って来たら夜通しいるし。

なにコレ!カオスだわ〜!

手術当日なのにゆっくり休めなかったわ〜。

まあ2泊目は一人でまったりできたし、生きているからいいですけど。

病室メイトに憧れた気持が吹っ飛びましたよ…

もう二度と相部屋にするものですか!

でもその前に二度と手術をしませんから。

あ〜、話が脱線しちゃいました。海外療養費のお話にしますね。

手術にも支給される健康保険の海外療養費

びっくりだったのは、健康保険の海外療養費が海外での手術でも支給されたことです。

ちょっとまとまった金額だったのですが、手術費、入院費、術後診療費を合わせた総額が適応対象となって、その7割が支給されました。

半分は会社の保険会社が負担してくれたので、なんか2割得したように思えます。

しかし、シンガポールドルの変動が結構あり、なんだかんだで戻って来たのが5割程。

プラスマイナス0で、損もせず特もせずでした。

手術したのに、それが無料になった感じです。

ありがたいですね、この健康保険の海外療養費。

体もよくなったし、本当に感謝です!

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まとめ

日本の健康保険の海外療養費が手術にまで適応されるとは思っても見ませんでした。

海外療養費の制度は、海外旅行中・海外赴任中・海外留学中の病気やケガでも使えるので、是非この制度を活用してくださいませ。(自治体によって規定は多少違うようですので要確認)

海外療養費の制度や申請の仕方はこちらで説明してますのでどうぞ。