アメリカのバーやレストランやクラブでお酒を飲むなら、ID(パスポートや英語の身分証明書)は必須なのでお忘れなく。飲酒の年齢制限をしているために年齢確認をよくされます。私のようにアルコールを飲まなくてもアメリカを旅行したり住んだりすると関係してくることです。

それに州によっては、年齢に関係なくお酒をお店で買う時でさえIDの提示を求められます。バーに入ろうと思ったけど、IDがなかったから入れなかったなんてこともあります。ということで、アメリカでのショップやバーやクラブやレストランでの年齢確認の事情を紹介します。

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アメリカでのお酒の年齢制限

アメリカでの飲酒は、21歳以上です。日本も18才以上ということになっていますが、誰でも自販機でお酒が買えますよね。それはアメリカではありえないです。とってもチェックが厳しいのです。チェックは、私のようにお酒を飲まない人に対しても行われるのです。

尚、州によって、どこまでIDの提示を求めるか、またアルコールの販売時間の制限もあります。

アメリカでお酒を提供している場所のID身分確認

酒屋、ワインショップ、スーパー

アメリカでは、酒屋、ワインショップ、スーパーなどでお酒が販売されています。その際に、年齢が未成年かもしれないと思われるような風貌の人は必ずIDチェックをされます。州によっても法律が違い、例えばマサチューセッツ州では年齢には関係なく、購入者全員にIDの提示が求められます。

クラブ・バー

クラブやバーはお酒を提供しているので、21才以上のみ入場可能です。例外は一切ありません。日本人は若くみられがちですし、明らかに歳を取っていてもID表示が必要なところや州もあるのでID携帯は必須です。

アメリカに留学していた時に、40代の女性のアメリカ人の教授が私を含めた3名の成人生徒をライブハウスのようなバーに連れて行ってくれたことがありました。

教授が先導をして入り口のセキュリティガードに「4名で入ります」と告げたら、セキュリティガードは「みなさん、IDを提示してください」と言われました。

教授は「私も?」と質問。すると「もちろん」とセキュリティガードは答えます。

「あなたのお陰で今日は素晴らしい1日になったわ!ありがとう!」と教授は大喜び。

ID提示=未成年かもしれない疑惑、という構図があるので、教授は自分も未成年扱いしてもらった(若者扱いしてもらった)のがとっても嬉しかったようです。ライブでもえらくご機嫌でした。

ということでバーやクラブに行く際は、IDはお忘れなく。

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レストラン

ほとんどのレストランはアルコールを提供しています。ただし、バーと違って入り口でのIDチェックはありません。

しかし、アルコールを注文しようとする際にはID(パスポートや英語の身分証明書)提示を求められます。

20人程の日本人グループでハワイに行った際に、海の見えるレストランへ食事に行きました。

みんなメニューを見て食べたいものを決め、飲み物は主にハワイらしいお花やパイナップル付きのトロピカルなカクテルを選んでキャッキャしてます。

で、ウェイターがやってきて注文を取る際に、カクテル名を告げると、
「IDを提示してください」と言われてほとんどのみんなが固まりました。

20人中IDを持っていたのが私を含めて3人だけだったんですよ!

みんなゴメン。そういえば、アメリカに旅行したの初めての人とか多かったものね。教えてあげればよかった。気が利かなかったです…

で、数名は「パスポートのコピーではだめですか?」といって食い下がったのですがもちろん却下。

みんな、「カクテルが😭」とかあーだこーだと日本語で騒ぎ出す…

すると、ウェイターが私と39才の男性だけはIDの提示はいらないから、ですって!

何それ!

「あの、私パスポート持ってますけど、お見せしますよ」って言ったのに、「必要ないです。わかりますから結構です」ですって!

ガーン!ガーン!ガーン!

あまりにもショックで。だってID必須と言われた10人くらいはアラフォーなんですよ。

「この友人達は本当にIDが必要なのですか?40才前後なんですけど?」

と聞き直しましたが、「必要です」とウェイター。

40代のアメリカ人の教授がIDの提示を求めれれて喜んていたのと、全く逆パターンで、私はかなりショックで。

アルコールなんて飲まないからね。チップも弾まないからね。あ、団体だからちょっと多めのほうがいいか…だったら、別のウェイターさんがサービスしてくれる席に移ろうかなあ。いや、団体だから無理か。大人だから、このウェイターを許して?あげよう。と、一人悶々としていました。友人たちは、ノンアルコールのドリンクを選ぶのに必死でメニューを見ていたので。

ということで、レストランに行く際にもアルコールを飲みたい場合はIDをお忘れなく。かなり歳をとっていても、ウェイターの個人的な判断でIDの提示が求められます。

まとめ

  1. アメリカは、州によってお酒の販売時間や身分確認の規定が違うので要確認。
  2. バーやクラブに行く場合はお酒を飲まなくても身分確認はあるのでID(パスポートや英語の身分証明書)携帯は必須。
  3. レストランでお酒を飲みたい場合は、IDをお忘れなく。