フランスの世界遺産、ロカマドゥール(Rocamacour)の聖域。

この目で、そう、この目で見た!

その絶壁に不滅の聖剣デュランダル(Durandal)が突き刺さっているのを!

それでもって、そこにはバズーカみたいなカメラを持ったガタイのいいおじさんが!

聖剣デュランダルと現代兵器バズーカの対決!?

あ、でも観光局によると聖剣デュランダルは複製と判明…

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ロカマドゥールの聖域の絶壁に突き刺さっている聖剣デュランダル(Durandal)

うーん、ちょっと私の撮影したものは見にくいですね。wikiから↓これを転載させてもらう。

By Patrick Clenet via Wikimedia Commons

な、なんと聖剣デュランダル(Durandal)に真っ向から、バズーカみたいなカメラを構えているいかついおじさんが!

(注:実際のおじさんの写真は撮影しませんでしたけど、こんな感じ)

なんか凄いカメラでしたよ。アメフトの試合のプレス席にずらっと並んでいるバズーカみたいなカメラのもうちょっと小ぶりのもの。

なんとこのバズーカマンは、聖剣に現代兵器バズーカで対抗するのか?

聖剣デュランダル vs. 現代兵器バズーカ

聖剣は岩を真っ二つに切れるし、バズーカは岩を粉々にしますからね。

どっちが勝つのか?

と思ったら、聖剣デュランダルはコピーだとのことです!

あー、夢がちょっと崩れます。

確かにあの聖剣錆びてましたし。

勇士が持った瞬間光を帯びる、っていうのだったらまた話は別ですが。

複製品…ロカマドゥール町長さん、一体どういうおつもり?

町長さんか、聖職者さんかどなたか知らないけど、絶対に聖剣フェチか、ファンタジーフェチか、漫画・アニメオタクがいるでしょう。そうでなければ更なる観光客を当て込んでの戦略でしょうか?

ユネスコの世界遺産の場所にこんなジョークな複製品があったなんて。

だけど街のツーリストセンターのパンフレットに聖剣については触れていなかったので…無罪とします。

わたくし歴史のロマンが大好きですので、これはもうコピーでも何でもいいから楽しんじゃいますよ!

聖剣デュランダルとは?

聖剣デュランダルは、フランス最古の叙事詩であり武勲詩の、ローランの歌(La Chanson de Roland)の主人公ローランの持つ聖剣です。

ローランのモデルは、ブルターニュ公ローラン(ルオドランドゥス)。778年、レコンキスタの一環としてカール大帝率いるフランク軍は南下してサラゴサを包囲してイスラム勢力を制圧するかと思えたが、本国での反乱の知らせを受けて撤退。退去の際、バスク人が追撃してきてロンスヴォーの戦いが始まり、そこで戦死したブルターニュ公ローランがモデルとなったのです。

ローランの歌のあらすじ


【シャルルマーニュから聖剣デュランダルを賜る十二勇士ローラン】

シャルルマーニュ(ややこしいのですが神聖ローマ帝国のカール大帝のフランス語名)の甥で、ローラン。武勇に秀でた十二勇士(パラディン)の一人で、シャルルマーニュは特にローランに目をかけていて、聖剣デュランダルを賜る。ローランは勇士として大活躍で、十二勇士からの人望も厚かった。

スペインへのレコンキスタのための遠征の際、ローランは継父と敵のイスラム勢力の大軍に図られて十二勇士は次々と倒れ、自分も絶体絶命に。その際、聖剣デュランダルが敵の手に渡るくらいならば、破壊しようと思い、岩に叩き続けて壊そうとするが、逆に岩が2つに割れてしまう。

その後、シャルルマーニュや援軍が到着して、勝利するもローランは事切れていた。そして聖剣デュランダルは再びシャルルマーニュの手に戻る。継父と一族は処刑された。

というお話しです。ローランの歌は、芸人が劇をしたり吟遊詩人が各地で語りついだりしたとされていますし、バージョンもいくつかあります。

ロカマドゥールの聖剣デュランダル(のコピー)

ロカマドゥールの聖剣デュランダル。

何でも、大天使ミシェルによってローランの剣は運ばれてきたという説があるそうです。その経緯はよくわかりません。

もともとあったもの(いつからあったかは不明だしそれが本物であったかも不明)が盗まれたので、今の剣をあてがい、再度盗まれないように鎖を付けたとのことです。

他の説によると、シャルルマーニュがその剣をその後どうしたかは不明で、その行方も不明だとのこと。

 

わからない歴史のロマンですね〜。

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