シンガポールやタイに住んでいたときはマンゴスチンをよく頂いていました。
果物の女王と言われているマンゴスチン。その時期と味と食べ方と選び方を紹介しますね。
生の時期は5月~9月頃
しかし、よく頂くとは言っても、マンゴスチンを生で食べれるのは5月~9月頃ですね。特に6月が一番出回っているように思います。
マンゴスチンはもともとマレーシアが原産と言われていますが、東南アジアでは広く見かけます。
味は甘くてちょっと酸味があってさわかや
お味のほうは、ほどほどに甘く、ちょっと酸味がある爽やかで上品な味です。
食感は繊維が多く、ちょっとネチっとした感じです。
それでもって白の果肉の中に種があるのですが、種離れがよくなくて残した感がある時もありますね。
栄養や効能は、美肌にいいとか抗酸化作用があるとかいろいろと言われていますが、栄養効果が期待されるほどのビタミンなどの含有量が多いようには思えない気がします。
たくさん食べれば効果は期待できるのではないでしょうか。
選び方は大事!石のように固いのはパス
マンゴスチンは新鮮なものを選ばないと食べれません。
なぜなら、古くなると石のように固い!
中身を取り出す事すら難しくなるのです。
やっと取り出しても白いはずの部分が黄ばんでいたりするので、食べられるけど食べたくない状態です。
新鮮なものは、乾燥していなくて弾力のあるものです。
乾燥していて石のように固いものは避けてくださいね。
食べ方は、楊枝かフォークで
マンゴスチンの大きさは小さなみかんくらいです。
新鮮なマンゴスチンは両手で真ん中の部分を爪で押して、葉が付いている部分をパカっと取ると白い果肉が出て来ます。
包丁で紫の皮の部分をぐるっと一周させると、手で割るよりきれいな切り口になります。
こんな感じです。
色は違いますが、中身もみかんみたいに分かれています。
分かれている部分を楊枝かフォークで一つずつ頂きます。
種が入っているものもあるので種は口元からナプキンで隠しつつ取り出します。
というのがお上品な食べ方です。
そのままガブっといって種をペッと手やお皿に出す人も時折みかけますが、それは控えたほうがいいですね。
日本でも生が出回るようになりましたが、数は少ないですし、お値段が結構するようです。
東南アジアに行く機会があるときに、ぜひたくさん堪能してくださいませ。