私はプライベートの海外旅行にホテルに泊まる他に、社会人時代は出張でもホテルを利用しました。それに海外のホテルで勤務していたこともあります。
ゆえに、ホテルでもてなす側としても、お客様でもてなされる側としても、事情がわかっています。ですので、支払う料金の範囲で最高のお部屋を用意してもらうように図らいます。
時にはホテル側が好意でアップグレードをしてくれるので、料金以上のお部屋を用意してもらうこともありますが。
ちょっとの労力で滞在中の快適度が数倍上がりますよ!
私は以下のことを当たり前にいつもしていたのですが、旅慣れたお友達と一緒に旅行をしていた時に、このことを「知らなかった。目から鱗でとても勉強になった」と言われました。せっかくなので、共有しますね。
【事前】予約の際に
サイトでホテルを予約する時に、コメント欄に自分の希望を書きます。
例えば、
- No smorking(禁煙)
- Higher floor(高層階)
いわゆる、流行のハイフロアアサインですね。 - Quiet room(静かな部屋)
エレベーターの隣りではなく、ちょっと奥まったお部屋がよかったりする場合。又は、道路側の景色のいいシティビューcity viewではなく、静かな中庭プール側Swomming pool viewがいい、といったような場合。
もしも予約するサイトにコメント欄がない場合は、ホテルにメールをして、その旨を伝えます。
ホテルでの滞在をとても楽しみにしているということも必ず書きます。
ホテルからは通常、
「当日でなければ状況はわかりませんが、出来る限りお客様の希望に添えるように努力致します」
というメールが返って来ます。
事前に伝えておくのは非常に重要です。
当日希望の部屋があり次第、予めその部屋を取っておいてくれる場合があるからです。
【宿泊当日】チェックインの際、最大限の交渉をする
当日ホテルでチェックインする際に、自分の希望の部屋が用意されているか必ず確認します。
用意されていない場合は、支払う料金で泊まれる空室の中で自分の希望に一番合った部屋を用意してもらいます。
その際、時には好意でアップグレートをしてくれることも。
【事後】もしもお部屋が気に入らなかったら?
お部屋に案内されたら、荷物を解いたり、お手洗いを使ったりする前に必ずそのお部屋が気に入ったか、問題がないかを確認します。
問題があった場合はお部屋を代えてもらうためです。
一度お部屋を使ってしまうとホテルもお掃除の都合があって面倒をかけるし、自分も荷物をまとめての移動が面倒だからです。
確認は数分で済みますので。
通りの騒音が気になったり、禁煙のはずなのにタバコくさいなど、予期していなかった不都合があるかを確認します。
もしも問題があった場合は、フロントに再度行って、空室の中から自分の希望に一番近い部屋を用意してもらいます。
まとめ
- ホテルのお部屋を予約するサイト上やメールで事前に自分の希望を予め伝えておく。
- フロントで希望通りの部屋が用意されているかを確認。されていなければ空き部屋で一番希望に近い部屋を用意してもらう。
- お部屋に入ったら、問題がないかを確認。不都合があったら、お部屋を代えてもらう。
自分にとっては滞在中の快適度が数倍上がるし、ホテル側もお客様にできるだけおもてなしをして喜んでもらいたいと考えているのです。
それに、トリップアドバイザーやホテルの予約サイトでのホテルレビューやソーシャルメディアでの情報拡散は、ホテルにとって死活問題です。
ソーシャルメディア時代に入って、以前よりももっとホテルがお客様を大切にするように感じています。いえ、明らかにしていますね。
いいことです。
また、とてもお世話になったり、尽力を尽くしてくれたら、数行でいいのでお礼メールを送るかレビューサイトで必ずお礼とともに高い評価をしましょう。特に良かったスタッフがいたら、必ず名前を聞いておいて、名指しでお礼メール(数行でいい)をホテルの一般メルアドに送ります。そうすれば、担当者が本人やその上司に転送してくれて、そのスタッフのホテルでの評価があがり、喜ばれるからです。また、自分やその他のお客様に対して、サービスがさらに向上する可能性もあるからです。
ホテル予約の際には、希望を伝えて快適度をアップされてはいかがですか?
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