米国CIAの調査によると世界一出生率が低い国、シンガポール。それでもって、ほとんどの女性は働いているので、必然的にDINKsディンクス大国となっています。

2018年3月のシンガポール政府の公表によると、2017年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に生む平均子供数)は1.16…DINKsの生活はというと、犬などのペットとエンジョイしています!

スポンサーリンク




シンガポールの出生率が年々減少!

シンガポールの出生率が年々減少しています。

  • 2010年 1.15人(史上最低値)
  • …..
  • 2014年 1.25人
  • 2015年 1.24人
  • 2016年 1.20人
  • 2017年 1.16人(史上最低値に近い結果に)

米国CIAの予測によると0.83で世界最低値でしたが、他の国の実数がでてきていないのでどうでしょうね?

まあ、何位でも構いませんが、シンガポールはとにかく出生率が低いのです。

シンガポールの女性の就業率は高いのでDINKsが増える

それでもって女性の就業率は高い。というかほとんどの女性が働いています。シンガポールでは働かない=学がない、という図式なのでみんな必死で勉強して好条件の仕事をしようとします。

結婚数と離婚数はほぼ横ばいなので、DINKsが増えているってことです!

シンガポールは家も日本の家よりは広いし、ごくごく普通の一般家庭でもインドネシアやフィリピンからやってくる住み込みのメイドさんを安く簡単に雇えるので子育ても問題なし。

シンガポールで一緒に仕事をしていた子持ち同僚たちも思いっきり働いて、家事と子育てはメイドさんに任せていました。子供を産んでもかなり楽な環境だと思うのですが、いろいろと理由はあるようです。

  • 一番の理由はお金。シンガポールでは労働組合がないので、簡単に解雇されたりすることもある上、子供は養育費他海外の学校に留学させたりすると20年間はかなりの金額に
  • なんだかんだで職場の環境的に仕事優先に
  • 子供よりパートナーに時間を費やしたい
  • 気楽なライフスタイルを好む

といったところです。

スポンサーリンク




シンガポールのディンクスは週末何をしているのか?

最近シンガポールで流行りだしているビジネスがあります。それはディンクスを主なターゲットとしたペット対応ビジネスです。

  • ペットと一緒にチャーター船で無人島までいって誰もいないビーチで夫婦とペットで水入らずの休日を過ごす
  • ベットがリラックスできる超豪華ホテルや超豪華レストラン。

などなど。

ディンスクは余っているお金をペットやペットと一緒に過ごす時間に費やすのです。それも半端じゃない金額を!

 

結局ペットが子供の代わりのような気もしますが、子供と比べて責任の重さが違いますからね。生活に困ったらいくらでも大切にしてくれる買い手や貰い手はいるし、寿命も短いし、教育費はかからないし、でいいのだそうです。

子育てで身も心もお財布もヒーヒーするよりは気楽で優雅で楽しいのだそうですよ。

とは言ってもペットもなしで夫婦二人の生活を満喫しているDINKsの方が圧倒的に多いです。やはりそのほうが気楽なのでしょうね!