スペインのユネスコ世界遺産、歴史的城塞都市クエンカ(Cuenca)の見所スポット(観光名所)で気に入った場所を紹介します。

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宙吊りの家 Casas Colgadas (Hanging Houses)

クエンカ最大の見所は何と言ってもこちら、宙吊りの家。

サンパブロ吊橋

クエンカの旧市街と元修道院だったパラドールをつなぐサンパブロ吊橋。

パラドール Parador

元修道院で、現在はパラドールという名の中世テイストのホテル。

絶景スポット カスティーヨ門の外 Puerta del Castillo

狭い路地がほとんどの旧市街をこのカスティーヨ門から外に出ると、そこは駐車場やツーリストオフィス、それに広々としたオープンカフェが道沿いに並んでいます。

ツーリストセンターの脇は旧市街とパラドールが見渡せる絶景スポット。更に登って、進むと公園のようになっている最高の絶景スポットに到達します。この眺め、圧巻でしょう?

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マヨール広場

クエンカ旧市街の中心、マヨール広場。広場をぐるっと取り囲むのは、市庁舎とカラフルな建物と、クエンカ大聖堂。

マイヨール広場に入る入り口というか市庁舎の壁にユネスコの世界遺産のプレートが。その下のライオンの口はポストです。スペインでこんな感じのライオンポストはよく見かけます。

クエンカ大聖堂 Catedral de Santa María la Mayor

クエンカ大聖堂は、レコンキスタでこの地をイスラム勢力から取り戻したのカスティーリャ王国のアルフォンソ8世が1257年に完成させます。ゴシック調で、アビラの大聖堂と共に、初のゴシック式です。

王妃エレノアは、元フランス人の父、イングランド王ヘンリー2世の関連でフランスの影響を多大に受けていたのでフランス人の建設技術者や労働者を多数召集しました。故に、アングロノルマン、フレンチノルマンのテイストが入っています。

大聖堂は何世紀にも亘り、何度も改装や改築を重ねて現代に至っています。建物正面のファザードは、20世紀に建設当初のものを忠実に再現されたものです。

他のスペインの教会や大聖堂と違って、珍しく内部は撮影禁止です。

サンマルティンの超高層ビル Los Rascacielos de Cuenca Barrio San Martin

サンマルティンの超高層ビル、階段の脇にそびえ立っていて、かなり迫力があります。15世紀に建設された、中世の建物で6〜7階建てです。他の古い建物がそれほど高くないので、かなり目立ちます。これだけの高さのものを建設するのは、かなり大変だったのではないでしょうか。

ベランダに植木鉢が置いてあるので、現在も人が住んでいるようですね。