アメリカに住んで初めてのクリスマス。それはそれは楽しみにしていました!
もちろん、アメリカのクリスマスケーキを!
しかし、それはない!とアメリカ人の友人に言われ、がっくり。
別の人に聞くとあるって?何ですか、それ?
更にたくさんの友人に聞くと、十人十色でいろいろなクリスマスケーキの話をしてくるのです。
でしたら人気や定番は一体何でしょう?
アメリカのクリスマスケーキ、ないけどある?人気のケーキは?
そうなんです。
アメリカを代表するクリスマスケーキは「ない!」のです。
では、何を食べるの?
それはいつも食べてるものです。
アップルパイや、ピーカンパイや、チェリーパイ…
ちょっと夢が壊れたかも〜、と思ったのですが、それもそのはずです。
アメリカ人にとっての日本のお正月のようなイベントは、11月末の感謝祭。
ここに力が入るので、クリスマスは押され気味。
しかし、ここは移民の国です。
それでも、クリスマス本家のヨーロッパ系の移民にとって、クリスマスは日本のお正月のような一大イベントで家族が集まります。
それでもって、それぞれのルーツの国のケーキを食す家族もあります。
イタリア系はパンネトーネ、ドイツ系はシュトーレンといった感じです。
また、アメリカの大都市では、お洒落なフランスのブッシュドノエルが売られたりしています。
クリスマスケーキ以外の定番スイーツ
ケーキは決まったものはありませんが、必ずといっていい程用意されるスイーツがあります。
シンプルなシュガークッキーやジンジャークッキーで、表面にアイシングで可愛く絵や模様がかかれたものが多いです。
なんでクッキーなのかというと、サンタ様へのお供え物としてツリーの前に置いておくのです。
かわいいですね!
あとはペパーミントのキャンディーケイン。
これは、この時期になると特に大量にアメリカのスーパーやドラッグストアで売られてます。
なぜかというと、これをクリスマスツリーに引っ掛けて飾りにするからです。
鮮やかな紅白の色の杖はツリーに映えます。
このキャンディは、その他、チーズケーキ、クッキー、アイスクリームなどに混ぜ込んだり、砕いてまぶしたりと大活躍!
個人的には飾るだけがいいな、と思うキャンディです。
というわけで、クリスマスケーキがなくてあるアメリカでした。