アメリカ人のお友達のお母様。リタイアをすると、キャンピングカーを買い込み、自宅を売り払ってなんとたった一人でアメリカの国立公園を巡るオートキャンプ場生活の老後に突入。その準備やアメリカのキャンプ場の様子は?アメリカのキャンプが大好きな私、そのリタイア生活にちょっと憧れるわ。老後ボッチ一人も楽しそうじゃない!?
定年退職後、女性一人でオートキャンプ旅生活に入る
アメリカ人の友人のお母様。その友人が育ってから離婚をして単身で長らく生活をしていたのです。そして、70才前にリタイアをすることに。
そしてリタイア後の生活は、アメリカの国立公園や州立公園を巡る旅生活に決定!
自然が好きで、アウトドアが好き。国立公園は近所ばっかり行っていたので、もっと遠いところに行ってみたいそうです。
それでもって、巡る交通手段と宿泊施設はキャンピングカー。1人でキャンピングカーを運転って凄いことなのです。特にアメリカは。
だって、国立公園があるような所は荒野なんかだったりするわけで、走っても走っても走っても延々と風景が変わらない。
一晩泊まって次の日走っても風景が変わらない。。。
凄く広い国なのです。
それを一人でこの年齢で運転って、尊敬します。
アメリカでオートキャンプ場旅生活のための準備
それで、お母様が出発前に準備したことは、こちら。
- 家を売る
お母様は一軒家の持ち家があったのですが、当分は戻らないので思い切って処分することに。貸し出ししても良かったけど、面倒だし、何かあっても直ぐに戻って来れないし、ということで売り払いました。ついでに家具から、食器から、洋服などなどいろいろと処分。アメリカはガレージセールというシステムがあり、自宅の車庫や庭で不要品を週末に売る習慣があるので、これで全て売り払ったとのこと。そういえば、私もガレージセールが好きだったw。ガラクタが多いけれど、引っ越しセールだと凄い掘り出し物が時折あったりするから。
- 私書箱を準備する
家がなくなり、住所不定無職になってしまうので、郵便局に私書箱を借りる事に。郵便局だけではなく、MAILBOX ETC.のような民間のところもあるので便利ですね。後は、バーチャルオフィスみたいなところのメールサービスを利用すると、指定した住所に転送してもらうこともできますから。結局、お母様は郵便局を選んだとのことでした。
- キャンピングカーを買う
一人なのでコンパクトで燃費のいいものを購入。アメリカのキャンプ場は設備が整っているところが多いし、基本アウトドアを満喫したいので、車中では寝られて、雨の日に食べられればいいだけとのこと。キャンプのテントを張る手間さえなければいいので、小型で満足とのことでした。
アメリカのキャンプ場はどんなところ?
多くのアメリカのキャンプ場は、とても設備が整ってます。
キャンピングカーのみ、テント使用者のみというところもありますが、多くのキャンプ場は両方大丈夫です。
大抵は個々のキャンプサイトが区切られ、番号が振られていて、丸太などで作られたテーブルと長椅子があり、場所によってはバーベキューピットもあります。シャワー、水洗トイレ、シンクは共同設備としてあるところが多いです。
一度、予定が狂って森の奥深くにあるキャンプ場を当日飛び込みで利用したことがありました。そのこは人が少ないせいか、どこでも好きな場所にテントを張ってよくて、シャワーはなく、ケミカルトイレでした。水道の蛇口はたった一つをみんなで共有。お水が貴重な場所でした。
その日は、ハイキングで思いっきり汗を流して体がドロドロ状態なのにシャワーが浴びれなくて辛かった思い出も。。。しかし、そのキャンプ場は本当に大自然の中にあり、代わりに森林浴が他のどの場所よりも出来て、森林の香りが全身を包んでくれました。とても美しい穴場でしたね。
アメリカでキャンプをしていると、リタイア後にオートキャンプ場で旅生活をしている老夫婦を結構見かけます。
それでもって、キャンピングカーは超大きかったりする!
まるでお家がそのまま動いているようなものもあってびっくり。
それはもう自宅のような快適さです。
私達が与えられたキャンプサイトに小さなテントを張って、添え付けの丸太テーブルにクロスを敷いて即席簡素なサンドイッチを頬張っていると。。。
近くのサイトには、白髪のご夫婦が、どデカいキャンピングカーの前に、これまたどデカい日よけを出して、自前のテーブルでビールを片手に陽気に会話を楽しんでいる。その隣では特大ステーキをジュウジュウと炭で焼いていて、美味しそうな香りが漂う。。。
いかにもアウトドア派のアメリカって感じの老後の過ごし方ですね。
女性の一人旅、ボッチっぽいけどボッチじゃない
友人のお母様はどのようなオートキャンプ生活になるのでしょうね?
アメリカは国立公園だけで60カ所程。州立公園やその他の無名だけど素敵な場所もたくさんあって、これを巡ると凄い数と凄い年月がかかりますね!
旅生活が飽きたり、終わったりした後は、どこに住むのか決めていないと言っていたので、旅の途中で立ち寄った気に入った場所に住むのもいいですよね!
それとも旅生活が気に入って、ずっと続けるかもですね?
ハイキングしている時や、キャンプ場で結構気さくにいろいろな人に声をかけられるので、旅先でのお友達にも困らなくて、きっと楽しめるでしょう。
そういえば、私は若かりし頃、一人旅を良くしていましたが、誰かと旅するより出会いがより多くあって楽しめたなあ。
一人旅というとボッチっぽいのですが、決してボッチではないのですよ!
このお母様のお話を聞いて、老後一人になったとしても結構楽しいんじゃない?って思いました。
私も老後、もしも一人になった時、このお母様みたいに一人旅しようかな?
素敵な老後の過ごし方の一つですね!
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