スペインのバスク地方の港湾都市ビルバオ。その旧市街の散策し、古い建物を見る観光ツアーをしてみました。
ビルバオは、近くの山では6千年前の埋葬場が見つかったりしていますが、有史としては700年の歴史です。ここまでは後ウマイヤ朝のイスラム勢力は届いていませんでした。
グッゲンハイム美術館に象徴される現代と近代のイメージのあるビルバオですが、旧市街もなかなか魅力的でした。旧市街の様子を紹介します。
ビルバオの旧市街はどこ?
行き方
地下鉄アバンド駅(Abando)前ロータリー(Plaza Circular)の観光案内所に行って地図を貰った後、アレナル橋(Puente del Arenal)を渡るともうそこは旧市街です。
この駅はコンコルディア駅と繋がっていて、こちらの駅は巨大なステンドグラスやオブジェが見事です。
地下鉄カスコ・ビエハ駅(Casco Vieja)から行く場合は、その目の前の南側一帯が旧市街です。
場所
ビルバオの旧市街は、Casco Viejoと呼ばれていて、以下の地図の囲まれたところです。とはいっても、見所は、その下半分に集中しています。カテドラルを中心として円を描いたその一帯です。
旧市街を散策
アリアガ劇場 Teatro Arriaga
アリアガ劇場Teatro Arriaga。ネオバロック様式の美しいオペラハウス。ホアキン・ルコバの設計、1890年完成。内部も大理石や金の装飾がキラキラです。
サンティアゴ大聖堂
旧市街のド真ん中には、サンティアゴ大聖堂がそびえ立っています。ノルマンゴシック様式で、14−15世紀に建設。バラ窓ももちろんありますね。
ちょうど結婚式が始まるところだったので内部は見学できませんでした。花嫁さん、綺麗でした!ちなみにスペインの結婚式で、女性参列者はほぼ全員が正装の美しいロングドレス。男性はタキシードか超上質でお洒落なスーツです。
ビルバオはサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路でもあります。ビルバオでも貝殻マーク発見。ここでは、目立つ色ですね。
図書館
図書館発見。超豪華絢爛でお洒落ですね〜。
こんなところでお勉強したい。
ヌオバ広場 Plaza Nuova
旧市街の中心広場で、中庭のように建物にぐるりと囲まれています。
どこを見てもバル、バル、バル。グルメのバスク地方ですからね。
ちょっと一息ついて、ピンチョスを。
7つの通り、他 Las Siete Calles
リビエラ市場 Marcado de la Riberaからの眺め。風が気持ちいい。
大通りもお洒落。
この旧市街と川沿いの近現代の建物とのギャップが面白いです。次回は、ビルバオ川沿いを歩いて、近代建築を見ていきます。