我が家は違うのですが、フランス人は甘〜い朝ごはんで1日を始めます。フランスの朝食はカフェオレにクロワッサン、なんてイメージを持っている人も少なからずと思いますが、いやいやそれだけではないのです。ということで、実際にフランス人達がどのような朝食を食べているか、実例をいくつか紹介します。タルティーヌとシリアルが主流です。

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先日、フレンチバスク地方を旅行した時に、airbnbを利用してとある美しいバスク様式のお宅に泊まりました。フランス人女性若手デザイナーの方のお宅で、自分で日曜大工をして大改装をしたそれはそれは超お洒落なお宅でした。

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朝食付だったので、朝ごはんに何が出てくるかと思ったら「お好きなものをどうぞ」といってテーブルに出してくれたのが、ミューズリ&ヨーグルトとタルティーヌ(バゲット&バター&ジャム)。飲み物はコーヒーとパックのオレンジジュース。

典型的な平日のフランスにおける朝食でした。

タルティーヌ(バゲットかパンにバターとジャム)、これが一番多いです

ホテルでコンチネンタルブレックファーストを頼むと、名前はかっこいいですが出てくるのは、パンとバターとジャムとコーヒーか紅茶とジュースが一杯。以上。というのが普通です。このコンチネンタル(大陸)ブレックファーストこそ、フランス人の一般的な朝食です。

バケットかパンにバターを塗り、その上にジャムを乗せて頂く。飲み物はコーヒーか紅茶をは小さいボールかボール型の大きいマグカップに並々と注いだもの。

年配層はほとんどこの朝ごはんです。

時間が貴重な会社員や学生に人気なのはシリアルかミューズリー

ポピュラーなのはシリアルかミューズリー。ヨーグルトか牛乳か豆乳かアーモンドミルクをかけて頂きます。特に若者層はこれです。

数秒で用意出来て、一番手軽に食べれますからね。特にミューズリは健康的にもパンとバターとジャムよりよほどいいですし。

クロワッサンやパンオショコラは週末に


え、クロワッサン?あ、それは時間のある週末とか。朝食を外食する人だけですね。だって、朝パン屋さんに行くの面倒ですし、バゲットやシリアルより高いこともありますし。

私の友人のリーヌちゃんは独身時代は毎朝会社近くのカフェでカフェオレだけか、気が向いた時にクロワッサンも食べるといった朝食でした。ただし、結婚して子供が出来ると自宅でパンとバターとジャムの朝食を取るようになりましたが。

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その他 – 地域名物の朝食

ボンディ地域に行けば本場ブリオッシュがたくさんあって朝食はリッチにブリオッシュという家庭も多いです。

また、ブルターニュ地方に行けば朝ごはん甘い名物クレープを頂いたりもします。

それでもやはり、フランスの朝ごはんは甘く、甘〜いものが多いです。