フランス最盛期の太陽王ルイ14世のお抱え軍事建築家として有名で、星型要塞を12箇所も作ったセバスチャン・ウォーバン。ウォーバンが作った水際の半星型要塞でボルドー一帯を守る前線、ブライ要塞に行ってきました!もちろんユネスコの世界遺産です。
ここでフランス長年の宿敵イングランドを迎え撃っていたと思うと感動も倍増!戦いの雄叫びが聞こえてきそうです!ちなみにドラクエのブライではありません。
ウォーバンのブライ要塞とは?
【ブライ観光局でいただいた地図】
ブライ要塞とは、ジロンド川岸に建設された38ヘクタールにも及ぶ広大な半星型要塞で軍事複合施設です。
ジロンド川の上流にあるボルドーの街や後方に控えるフランスの領土をイギリスから守るための要塞です。
フランスの太陽王ルイ14世に仕えた軍人でもあり軍事施設の建築家でもあるウォーバンが1685年から1689にかけて建設しました。
ウォーバンが建設した他の12箇所の要塞と共に、ユネスコの世界遺産にまとめて登録されています。
実はこの要塞、もともとあったメドックの要塞や、12世紀に建築されたシャトー・デ・ルーデル(Le château des Rudel)を再利用しているのが面白いです。
星型要塞のブライ要塞を散策してみる
入り口は二箇所。2つの門から出入りします。
ラ・ポルト・ドーフィーヌ(La porte Dauphine)
内側から。
ラ・ポルト・ロワイヤル(La porte Royale)
フランス王家の紋章が。
内側から。
12世紀に建てられたシャトー・デ・ルーデル。ウォーバンは兵士の宿舎などに再利用しましたが、現在は廃墟とかしてますね。
ワイン畑もある。兵糧責めにあっても、ワインは確保!?
景色がいいだけにこんなボックス内での見張りはちょっとキツそう。
人が一人しか通れない通路も配置。
宿敵イギリスを追撃ー!
ブライ要塞(Citadelle de Blaye)の場所
Citadelle de Blaye
33390 Blaye