バルセロナはどこに言っても人が多いですよね〜。
超人気の観光都市ですからね。
ということで、ちょっと人込み多い観光地ではない場所でお散歩をしようかなあ、と思ってシウタデリャ公園に行くために凱旋門を通ることに。
これが和洋折衷みたいな凄いインパクトの建物なんですよ。
凱旋門は現在世界で12カ所しかなく、私にとっては4カ所目の訪問ですね。
で、パルセロナの凱旋門(Arc de Triumf)ですが、実はこれ本来の凱旋門ではないのです。
凱旋門とは、戦に勝った将軍や軍隊や国の指導者が勝利を讃えるために、凱旋式を執り行う記念のために建設される門のことです。
が、バルセロナの凱旋門はというと、1988年のバルセロナ万博会場だったシウタデリャ公園へ行くための表参道みたいな道の入口の門として建てられたものなのです。
よって、戦の勝利ではなく、万国博覧会開催の街として立候補して選ばれて勝ち取ったー!って感じの万場がもたらす経済効果の勝利なのではないでしょうか。
ということで、シウタデリャ公園にいくために、私は当然この凱旋門を通って行きますよ。
うーん、なかなか面白い。パリの凱旋門よりちょっとだけ小さいですね。
上に登ることもできないのでもっぱら下からの観賞です。
地元の建築家のJosep Vilasecaの設計。
スタイルは当時流行っていたアラブ系の影響を受けたネオ・ムデハル様式で、珍しいれんが造りの凱旋門です。
アラブっぽいモザイクや装飾もみられているかと思えば、
キリスト教の天使様が楽器を奏でていたりする。文化が融合されてますね。
和洋折衷みたいな不思議なのに似合ってる取り合わせ感じが好きだわ〜!
右側(東側)のお隣はというと、当時一緒に作られた建物が残ってます。
凱旋門とお揃いのれんが造りでなかなか素敵です。
テーマパーク感もありますね。
それでは、いざ凱旋!
門をくぐって入ると、まあ、お洒落な証明とココナツの木が南国を思わせてくれて素敵だわ。
道の囲いには、珍獣が!
スペインの公園や建物では、古いものでも新しいものでも珍獣が時折いるので、それを見つけて不思議な姿を観賞するのが私の密かな楽しみだったりするのよね。ムフフ!
それにしても囲いの外側には美しい建物がズラリと並んでいるわ〜!
これは、裁判所。お洒落!
ああ、もうすぐ表参道ならぬ道が終わり、このモニュメントを通り過ぎたらシウタデリャ公園の入口ね。
って、あれ?
あらっ!あらーーーーーーーーっ!
入口の左門柱にいるのは…ヘルメス様!
私の守護神エルメス様が!へルメス様ーーーーーーーっ!
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