地中海に面していないのにユネスコ世界遺産の無形文化遺産として、地中海式ダイエットで登録されているポルトガル。
地中海に面していて、同じく世界遺産に登録されているスペインに隣接して、モロッコとお向かいさんなので、お料理は実は影響されあっていたようです。
で、ポルトガル料理で海の幸をお料理するためのマジックアイテム、カタプラーナがあるので紹介しますね!
カタプラーナとは?
カタプラーナとは、主に魚介類を蒸し煮する調理するために使用するお鍋です。
ポルトガルの最南端にある首都ファーロFaroを中心としたアルガルヴェ地方Algarveに伝わる伝統的なものですよ。
こんな感じで、フックの付いた蓋付き。圧力鍋のように完全密封ではなく、無水鍋のようにほぼ密封状態です。
モロッコの無水鍋、タジンの影響を受けているようです。
伝統的なものは銅製で、緑青防止のために錫メッキのコーティングが施されています。
ポルトガル料理のレストランに行くと、見栄えがいいので、大体この銅製のものが出て来ます。
銅は熱伝統がいいという利点がありますが、調理したら直にお皿に移したほうがいいし、コーティングしてあってもなんだかんだで緑青が心配という難点があるのですね。
故に、アルミ製やステンレス製のものも出回ってます。
しかし、アルミ製はアルツハイマー病が心配だったりしますので、現代の家庭で人気なのはやはりステンレス製でしょう。
でも無水鍋を持っている場合はカタプラーナを買う必要はないですね。
私はこんな感じの蓋付きのステンレス製の無水中華鍋を持っているので、カタプラーナは持っていません。
カタプラーナの用途
カタプラーナを使った料理
カタプラーナを使った料理は、蒸し煮なのでそれはヘルシーですよ。
栄養価を逃さず調理してくれます。
料理としてはフランスのブイヤベースのような感じのものが多いですね。
とにかくなんでも適当な野菜とシーフードを入れてお好みの味付けにすればいいのです。
健康的ですね〜!
カタプラーナはポルトガルの地中海式ダイエットのためのマジックアイテムなのですよ!
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