モロッコ、フェズのメディナでリアドに宿泊。小さな美術館みたい！

モロッコの風情のある宿は2種類。

リアド

もともとは中庭のある家で、現在ではそれを宿泊施設にした日本で言うお洒落な小旅館のようなもの。

カスバ

もともとは４つの塔とそれを囲む城塞のような建物。現在はホテルに転用したり、ホテル自体をカスバ風に建設するものもある。

せっかくなので、全宿泊をどこにでもあるようなホテルにはとまらず、このどちらかにする事にしました。

古都フェズでは、メディナと呼ばれる旧市街内のリアドに宿泊。メディナ内というだけで、価格が跳ね上がるのですが、お洒落でリーズナブルで評判のいいリアドを見つけました。

入った瞬間、ここは。。。アンティーク美術館！美しすぎるタイルアート！中庭に透明の屋根をかぶせて雨が濡れないようにして作ったサロン。色使いも美しい。

ちなみにその日は満室で、お部屋は普通のタイプを予約していたのですが、 3階と4階のメゾネットでベッドルームが2つあるペントハウスにアップグレードしてくれてました。お部屋内部にもアンティークの箱、水パイプ、ナイフなどが飾ってあって。

朝食は、お天気なら屋上テラスがおすすめ。メディナの屋根が一望できます。モロッコの典型的な朝食はシンプルですが凄いボリュームで、ホブス（アラビアパン）、バゲット、モロッコ風パンケーキ各種、ゆで卵、はちみつ、バター、オリーブとミントティにモロッコオレンジの絞り立て生ジュースです。タンパク質がもっと欲しかったので、次の日からヨーグルトを加えてもらいました。

旅情をかき立てられる美しいリアドでした。